散歩は犬とのコミュニケーションを図ることができ、犬にとっても気分転換になる大切な時間です。
なるべく散歩に連れていってあげたいものですが、他の犬と出会うたびに吠えるようだとなかなか散歩に行きづらくなってしまいますよね。
この記事では、
なぜ他の犬に吠えてしまうのか。
どう対処したらいいのか、などをご紹介したいと思います。
散歩時の問題行動にお悩みの方は、ぜひ読んでみてください。

他の犬に吠える理由は?

犬はむやみに吠えることはないので、きちんと理由があります。
他の犬や人などに遭遇した際、必ず吠えるという場合は犬の様子を観察してみてください。
腰が引けていたり、耳や尻尾が下がっていたりする時は、相手に対しての威嚇や警戒を表しています。
初めて会った犬や人、苦手な物に対して吠えるという行動で、自分や飼い主を守ろうとしているのです。

吠える犬の特徴

犬は子犬の時に母犬や兄弟犬と過ごしながら犬社会のルールを学んでいきます。
例えば飼い主に対して母犬が穏やかな様子を見せている時、子犬は「この人は安全なんだ」と覚えていきます。
逆に母犬が警戒をみせるものに対しては、子犬も同じように警戒するようになります。
これを社会化といい、人間が飼い始めるときには、母犬に代わって人間社会のルールやマナーを教える必要があります。
子犬の時に社会化が不十分のまま育ってしまうと、知らないものや未経験の事柄に対して恐怖心や警戒心が強く表れます。
それが吠えるという行動に出てしまうのです。

吠えない犬を育てるには?

犬を飼い始める時はだいたい生後2か月から3か月ほどの子犬が多いと思います。子犬の時にあまり外へ出さずに育てていると、外の世界に慣れることができず、いざ散歩に出かけた時、いろいろな物に恐怖を抱いて吠えたり、びくびくしたりすることがあります。
そのため子犬の時からさまざまな場所に出かけ、他の犬や人と出会う機会を設けて、人間の社会に慣れさせていくことが重要です。
既に社会化を過ぎてしまった犬に対しては、しつけを行うことで対処が可能になります。詳しい対処法を下にまとめました。

他の犬に吠える時の対処法

犬に出会うたびに吠えるからといって「ダメ!」「静かにしなさい!」と叱って黙らせようとするのは、あまり効果的ではありません。一瞬は大人しくなるかもしれませんが、また違う犬と出会えば同じように吠えてしまうでしょう。
吠えないようにするには、犬に「他の犬は怖くない」のだと教える必要があります。
他の犬に出会った時、まずは立ち止まって犬の大好きなおやつで気をひきましょう。他の犬ではなく、飼い主に集中させるようにします。
この時、「おすわり」や「ふせ」をさせると良いです。これらのしつけは犬に我慢をさせる意味があります。
犬が飼い主に集中し、静かにしていられたらおやつを与えてください。
またリードは短く持って、他の犬に近づけないようにしましょう。

他の犬と出会ったら…

1. 立ち止まって犬に「おすわり」「ふせ」「まて」の号令をかける
2. 犬の好きなおやつで気をひく
3. 他の犬が通り過ぎていくまで待ち、大人しくしていられたらおやつを与える

この対処法を行う前に「おすわり」「ふせ」など犬を待機させるしつけを覚えさせておくことが大切です。
同時に、飼い主が主導権を握って散歩をする「リーダーウォーク」を教えておくのも効果的です。「リーダーウォーク」ができていれば、犬は自分勝手に動き回ることはしませんし、逐一飼い主の様子を窺いながら歩きます。
散歩時のさまざまなトラブルを防ぐためにも、「リーダーウォーク」と「おすわり」「ふせ」を上手く活用していきましょう。
またこれらの対処法は、他の犬と出会う毎に行ってください。
1度成功したからといって満足せず、何度も繰り返し行うことで学習は強化されていきます。

まとめ

子犬のうちから覚えさせたり、慣れさせておくことで、ゆくゆくの問題行動を回避できるケースが多くあります。
子犬の社会化が関係しているといっても、すべての人が子犬から飼い始めるとは限りませんし、家に迎え入れた時から吠え癖がある場合もありますよね。
しかしどんな犬であっても、根気強くしつけを行っていけば、いくらでも改善していけます。
時間はかかるかもしれませんし、しばらくは落ち着いていたのにまた吠えるようになるといった可能性もありますが、犬が吠える時には何か理由があると考えてください。
その理由を見つけ出し解決してあげることで、問題行動は減らすことができます。
愛犬と気持ちよく散歩するために、飼い主としてできることに挑戦していきましょう。

筆者紹介

Pigeonmilk
小さい頃から動物を飼育し、現在も動物関係の仕事に携わっています。また学生時代に培った動物の飼育、看護、福祉などの知識を活かした記事を書いていきたいと思っています。

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