人間にもストレスがあるように、動物たちもストレスを感じることがあります。ストレスの原因は犬によってさまざまですが、ストレスは時に体調不良を起こすきっかけになり、問題行動の引き金になることもあります。
ペットを飼う上で、ストレスを気にかけることは非常に大切です。
そこで今回はトイプードルのストレスについてご紹介していきます。
どんなことがストレスになるのか、ストレスでみられる行動などをまとめましたので、トイプードルの飼い主さんはぜひ参考にしてみてください。

犬にかかるストレスとは?

犬にとってのストレスは、犬が感じる恐怖心や不安などから生じることが多いです。例えばずっと飼い主と一緒に過ごしていた犬が、突然ひとりぼっちにされてしまった時、いつもそばにいるはずの飼い主の姿が見えないと、極度の不安に陥ることがあります。その時に無駄吠えや、落ち着きなく動き回るなどの行動を示しますが、これは不安心から生まれるストレスの表れです。
他にも家に新しい犬を迎え入れた時や、知らない人が家に上がってきた時にもストレスを感じる犬がいます。また子供や男性など、特定の人物を怖がる傾向にある犬もストレスを受けやすいといえるでしょう。
これらは環境の変化や、社会化不足、幼い頃のトラウマなどが原因でストレスに転じてしまいます。
こうしたストレスが続くと、いろいろな体調の変化や普段とは違う行動がみられるようになります。
犬を落ち着かせるには、ストレスを取り除くのが1番ですが、まずは何がストレスになっているのかを見極めなければなりません。
そこで、犬がストレスを感じた時にみられる行動を下記にまとめました。

ストレスでみられる行動

吠える
排泄の失敗
呼吸が荒い
足の裏に汗をかく
体が硬くなる
脱毛とフケ
目が大きく見える
よだれが出る
ふるえ
足を噛む

犬がストレスを感じた時、上記で示したような様子がみられることがあります。病気の症状と間違えそうな内容もありますが、ストレスが解消されれば正常に戻ります。
こうした状態が見られる時、ストレスの原因となるものが必ずありますので、注意深く観察してみましょう。

カーミングシグナルとは

カーミングシグナルという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
さきほど説明したような行動以外にも、犬がストレスを感じた時に表すサインがあります。
一見、普段と変わりない行動のようにも見えるのですが、わざと違う行動(転換行動)をとってストレスを解消しようとしているのです。
また相手に対して気持ちを表す意味もあります。
カーミングシグナルにどんな意味合いが含まれているのかは、以下をご覧ください。

・あくび
犬は緊張が高まるとあくびをします。あくびをして深呼吸をすることでストレスを緩和させようとしているのです。そのため犬が緊張しているなと思ったら、犬の前であくびをしてみましょう。犬がつられてあくびをすれば、緊張をほぐすことができます。

・舌を出す
舌を素早く出す行為は、自分を落ち着かせるための行為とされています。

・体を掻く
知らない人や犬と会ったとき、苦手なものと出くわしたときなどに、唐突に体を掻き始めるといったことがあります。私たち人間が、緊張したときに髪の毛を弄ったり、体の一部を触ったりするように、犬も体を掻くことで緊張をほぐそうとしているのだと思います。

・体を振る
体についた水気を取る時のぶるぶると体を震わせる行動も、カーミングシグナルとして表すことがあります。これは緊張して硬くなった体をほぐそうとする行為のようです。
犬の背中を逆撫でるとぶるぶる震えることがありますが、わざとそうしてやることで緊張を取り除いてあげるのも良いでしょう。

・無関係な行動
犬が意味もなく飛び跳ねたり、くるくると回り出したり、突拍子のない行動をとり始めたら、ストレスを感じているせいかもしれません。人間が緊張や不安をごまかそうと、無意味に笑ったり、頭を掻いたりするのと同じように、犬もストレスから理由のない行動をとることがあります。

 

ストレスを放っておくと…?

ストレスは目に見えないため、犬がさまざまな行動で表していても気づかないという場合もあるでしょう。
ストレスがどんどん溜まってしまうと、犬は体調を崩してしまいます。下痢や嘔吐といった症状や、同じ足を噛み続けるといった行動が見られることもあります。
足を舐めたり噛んだりしていると、足の毛がピンクや赤茶色に変色してしまいます。とくに白い犬は目立ちやすく、痛々しく見えてしまうものです。
そうさせないためにも、過度なストレスを与えないようにしなければなりません。

ストレスをなくすには?

ストレスを取り払うためには、やはり原因を取り除く他ありません。何がストレスになるのかを知るためには、日頃から犬をよく観察しておくことが重要です。
また、犬がストレスを感じている際に、飼い主が体を優しく撫でてやることで、犬の気持ちを落ち着かせることができます。
犬の耳は多くの機能をつかさどる神経が集中しているので、耳を撫でることでストレスを緩和させることができますよ。

まとめ

人間の言葉を話せない犬は、ストレスを感じていても言葉で訴えることができません。そのためいろいろな行動に表して、自分なりにストレスを解消させようとしています。
ストレスぐらいで…と軽く見ずに、愛犬がいつも穏やかに過ごせるよう、気にかけてあげてください。
ストレスを取り除いてあげることで、生き生きと健康的に暮らせるはずです。

 

筆者紹介

Pigeonmilk
小さい頃から動物を飼育し、現在も動物関係の仕事に携わっています。また学生時代に培った動物の飼育、看護、福祉などの知識を活かした記事を書いていきたいと思っています。

 

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