トリミングという言葉を知っていますか?似たような言葉でグルーミングがありますが、これはシャンプーやブラッシングなどの、お手入れを指します。
トリミングは被毛の形を整えることです。つまりトリミングサロンは人間でいう美容室で、トリマーは美容師といえます。
特に長毛の犬は、毛が汚れてしまったり毛玉になりやすかったりするので、定期的にトリミングをすることが多いです。
今回はトイプードルのトリミングについてご紹介していきたいと思います。

トリミングのはじまり

そもそもトリミングが生まれたきっかけは、狩りをしやすくするためだといわれています。プードルは撃ち落とされた水鳥の回収をする狩猟犬でしたが、毛をカットすることで作業をしやすくする意図があったのでしょう。
当時は個々の区別のため、さまざまなカットを取り入れていたそうです。
このように初めは作業のしやすさに重点が置かれていましたが、そのうち犬のオシャレに発展していきました。
トイプードルは1500年代には存在しており、フランスの貴族たちから愛玩犬として愛されていました。
当時の貴族たちは愛犬を華やかに飾ることをステータスとしていたので、その頃からトリミングも盛んに行われていたようです。

ドッグショーのためのトリミング

純血種の犬たちが集う品評会をドッグショーと言います。これは基本的な犬種標準に近いかどうかを競うもので、種の保存が目的の1つとされているようです。
トイプードルの犬種標準は24cm~28cmであること、ミニチュアプードルと全体的な比率が同一であることなどいくつかの条件がある他、クリップ(刈り込み)を入れなければなりません。
伝統的なクリップは、イングリッシュ・サドル・クリップまたはコンチネンタル・ライオン・クリップで、プードルといえばこの形!という見慣れたスタイルですね。

トリミングは絶対に必要?

常に犬種標準にあったスタイルでいる必要はありませんが、トイプードルの毛質は毛玉がとてもできやすいので、ブラッシングは必須です。また管理のしやすさから、毛を短くカットする人もいます。特に夏場は全体的にバリカンを入れて短毛にし、冬場は毛を長めに保つなど、季節ごとに変えるパターンもあるようです。
飼い主の好みにはなりますが、トイプードルはトリミングを楽しめる犬種でもあります。伸ばしっ放しよりも被毛や皮膚が清潔に保たれることもあるので、犬が快適に過ごせるようにトリミングをおすすめします。
トリミングの頻度は、ヘアスタイルを保つため、1か月に1回を目安にしている方が多いです。

トリミングサロンへ行く前に

トリミング代はどのくらいかかるものでしょうか?必要な条件などあるのでしょうか?
始めはわからないことだらけだと思いますので、事前に下調べをしてからサロンを選んだ方が無難です。
代金はお店によって違いますが、だいだい4000円~1万円かかります。シャンプーやカット代のほかに、爪切りやカラーリング、歯磨きなどのオプションをつけられるサロンが殆どです。
またサロンによっては、鑑札や狂犬病予防接種済票などの提示を求められることもありますので、必要なものを揃えた上でお願いしましょう。

トリミングは自分でできる?

トリミングをする際、サロンでお願いする人が殆どだと思いますが、今は自分でアレンジできるカタログなども販売されています。
なかなか定期的にサロンへ行けない…という方はチャレンジしてみても良いかもしれません。
注意点として、毛束をまとめるゴムやリボンの扱いは十分に気を付けてください。つけ方が甘かったり、あまりに小さすぎるものだと、外れてしまったときに犬が誤飲してしまう恐れがあります。
またカラーリングは、安全性が確認されていないことや愛護の観点から賛否両論あり、対応していないサロンもあります。
ペットブームに伴い、動物愛護が普及し続ける中で、カラーリングにあまり良い印象を持たない人が多くいるのも事実です。

まとめ

トイプードルのヘアスタイルは数多くあり、トリマーたちはまるで競い合うかのように、日夜新たなスタイルを生み出しています。プードルのヘアカタログを見ていると、人間の美容室とあまり変わらないようです。
ただし犬は自分から注文をつけることはできませんし、すべてを飼い主に託すことしかできません。過度な装飾は少なからず犬にとってストレスがかかってしまいます。
犬への負担を配慮し、かわいくトリミングしてみてはいかがでしょうか?

 

筆者紹介

Pigeonmilk
小さい頃から動物を飼育し、現在も動物関係の仕事に携わっています。また学生時代に培った動物の飼育、看護、福祉などの知識を活かした記事を書いていきたいと思っています。

 

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