子どもが生まれる前から犬を飼っている方や、ご実家で犬を飼っていて里帰りする方が気になるのが、赤ちゃんと犬の共同生活ではないでしょうか。

特に犬は、気になるものはすぐに匂いを嗅いで舐めたりするので、衛生的に大丈夫なのか気がかりです。果たして、犬が赤ちゃんを舐めても問題はないのでしょうか。

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動物看護士として働く傍ら、人間と犬や猫がもっと楽しくお互いが幸せに暮らせるように、医療に限らず犬猫の食・法律・暮らしについて日々勉強しています。

同居している犬の場合

犬は新しいものに興味を持つと、匂いを嗅ぎ、時には舐めたりもします。そのため、当然ながら赤ちゃんにも興味を持ち、匂いを嗅ぎ舐めてくることあります。

犬が赤ちゃんを舐めることに、少しためらいがちでですが、【室内環境で清潔に飼育されている】【予防接種を定期的に接種している】この2点が出来ていれば、赤ちゃんを舐めても基本的には問題ありません。

ただし、犬の口腔内は雑菌が多いです。特に、高齢犬は歯石の付着が成犬よりも多いため、口腔内は菌が繁殖しやすいので、出来れば除菌効果のあるウェットティッシュで拭いてあげると良いかもしれません。

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知らない犬の場合


赤ちゃんを連れて外に出ると、散歩をしている犬と遭遇することがあります。

また、友人の家などに行った時に、そのお家の犬に遭遇することもあるでしょう。色々なものに触れて欲しいという想いもあるかもしれませんが、どのような環境下で飼育されているか分からない犬の場合は、赤ちゃんと犬を近づけない方が良いでしょう

知らない犬の場合、その犬がどんな性格かもわからないので、噛みついたりする危険性もあります。

また、ワクチンも狂犬病以外は義務付けられていないため、ワクチン接種をしていないこともあります。噛みつかれてからでは遅いので、出来れば避けることをおすすめします。

新生児は気を付けよう


新生児の場合は、出来るだけ接触を避けましょう。新生児の場合、免疫力も低く些細なことでトラブルになりがちです。そのため、万が一新生児を舐めてしまうことがあったら、その時は除菌効果のあるウェットティッシュなどですぐに拭いてあげるようにしましょう。

ただし、犬も悪気があって赤ちゃんを舐めているわけではありません。そのため、赤ちゃんを舐めた犬を叱ることは止めましょう。もし、叱ってしまうと、犬と赤ちゃんの関係性が悪くなり、犬も赤ちゃんのことが嫌いになってしまう可能性もあるため注意が必要です。

新生児には注意が必要ですが、赤ちゃんが成長し、ハイハイやずりばいを始めることになれば、大きな問題はないでしょう。その頃になると、床を触った手で、そのままおしゃぶりをしたり自分の手を舐めたりするので、自然と細菌を口にしていることも多いからです。

衛生面に注意しよう


犬が赤ちゃんを舐めることに大きな問題はありませんが、犬がご家庭にいる場合は、室内を衛生的に保つ必要があります。

例えば、トイレ以外で排泄をしてしまったら、後片付けをした後に除菌をしたり、散歩から帰ったら足洗ったりすることも必要です。

双方が快適且つ良い関係を築くためには、飼い主さんのこうした行動がとても大切になってきます。

赤ちゃんと犬が共同生活を送ることは、衛生面において大変だと感じることも多いかもしれません。しかし、小さな時から動物と触れ合うことで、動物に対して優しく接することができ、思いやりをもつことができます。また、犬も飼い主さんが大切そうにしている赤ちゃんの光景を見て、【傷つけてはいけない】【自分より上の立ち場だ】と学習し、赤ちゃんに対して優しく接することができるようになります。そういった意味でも、赤ちゃんと犬の共同生活はお互いにプラスとなり、より良い日々を送ることができるのではないでしょうか。

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