犬を飼う上で、「オテ」や「マテ」などのしつけは必要不可欠です。

家庭犬としてのマナーを身に着けるためにも、早いうちからしつけを行いたいものですが、自己流でやろうとしても上手くいかないことが多いですよね。
しつけ本を参考にしても思った通りにいかないことも…。

そこで頼りになるのがしつけ教室です!

今回はしつけ教室の選び方について詳しくご紹介していきます。

「しつけ教室に通いたいけど、何を基準に選べばいいのかわからない」
そんなお悩みをお持ちの方は読んでみてくださいね。

執筆名:坂井愛
自己紹介:小さい頃から動物が好きで、ペットの専門学校を卒業した後、動物関係の仕事に就いています。愛玩動物飼養管理士と動物看護師の資格を活かし、皆さんのお役に立つ情報をご紹介できればと思っています。

しつけ教室をおすすめする理由


犬を飼い始めた時、子犬であれば生後3か月からしつけをするのが良いとされています。

この頃、子犬は社会化といって、いろいろな体験をしながら人間社会で生活していくためのマナーやルールを学んでいく時期です。
社会化の時期に合わせてしつけ教室に通うことで、他の人や犬と出会うことができ、社会性が身に付くようになります。

しつけ教室は何となく身構えてしまったり、そこまでする必要はないのでは…と思いがちですが、しつけを学ぶ以外にも犬や飼い主同士の交流の場所として利用する人は多いようです。

しつけ教室ではどんなことを教えてくれるの?

しつけ教室は実際に犬を同伴した上で、飼い主と犬がよりよい関係を作れるよう、さまざまなトレーニング方法を学びます。
また、社会化だけでなく、甘噛みや無駄吠え、飛びつきなどの問題行動の予防や対処法などを個別に指導してもらうことができます。

しつけ本は一般的なトレーニング方法が書いてありますが、犬の性格や環境によって効果に差があったり、自分の愛犬には良い反応が見られないというケースも多いです。
その点、しつけ教室はその犬にあったトレーニング方法を教えてくれたり、わからない部分はすぐ質問できたりと、効率よくしつけを進められるのです。

費用や手間はかかってしまいますが、愛犬のしつけに悩んでいつまでも状態が改善されないよりは、プロの力を借りて円滑なしつけを目指す方が最終的に負担は少ないのではないでしょうか?

いつからしつけ教室に通うべき?

しつけ教室に通うタイミングは、犬の状態を見て判断しましょう。
子犬の場合は、ワクチンプログラムの接種が終わった後がベストです。しつけ教室のパピークラスには同じような子犬たちがたくさん集まりますので、社会化のチャンスです。

また、しつけ教室は子犬だけのものではありません。もちろん成犬であってもしつけ教室に通うことはできます。
愛犬のどんなところを直したいのか、事前に問題点や目的を明確にしてから、愛犬に合ったしつけ教室を選びましょう。

しつけ教室の選び方


しつけ教室は数も多く、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。料金や家から通える場所にあるか等をチェックすることも大事ですが、本当に良いしつけ教室を選ぶためにはどのような見極めが必要なのでしょうか?

ここでしつけ教室を選ぶポイントをいくつか紹介していきます。

社会化を進めるならグループレッスン

知らない人や犬に対して異常に吠えたり、警戒心を持ったりする犬は、明らかに社会化不足です。問題行動を防ぐためには社会化が欠かせませんが、「他の犬と上手くいかないかもしれないから…」と個別のレッスンを選ぶ場合があります。

そうなってしまうと余計に社会化を養う機会がなくなり、トレーニングを受けてもあまり効果が見られない可能性も考えられます。
愛犬の社会化を促す目的であれば、他の人や犬と合同で行うグループレッスンを主体にした教室を選びましょう。

誰が教えてくれるのかをチェックする

犬のしつけに関わる人たちは、「訓練士」や「調教師」、「トレーナー」など様々な肩書を持っている人が殆どです。
警察犬の訓練に携わってきた人もいれば、競技会で優秀な成績を収めた人もいます。そういった実績だけを見れば「頼りになりそう!」と思ってしまうのですが、自分の犬にどんなしつけが必要かを考え、目的に合った指導者を選ぶことが大切です。

家庭犬として必要なしつけを学ぶのであれば、「家庭犬しつけインストラクター」の資格を持った指導者が適しています。

インストラクターの資格をチェックする

より良いトレーニング方法を学ぶには、正しい知識をもったインストラクターの元で学ぶことが第一です。
インストラクターといっても様々で、中には通信教育で資格を取得できるものもあります。技術と知識を持ったインストラクターかどうかを見極める時は、どこが認定している資格かを調べましょう。

JAHA(日本動物病院福祉協会)など、公益社団法人格を持つ団体が認定している資格であれば安心です。

まずは見学に行ってみる

めぼしいしつけ教室を見つけたら、すぐに参加せずに見学をしてみましょう。しつけ教室の雰囲気や実際のレッスン方法などを見ながら、じっくり検討することができます。

もっとも基本であるしつけの1つ、アイコンタクトをしているかどうかも確認ポイントの1つです。
参加者たちの犬が飼い主をきちんと見ているようであれば、良いしつけ教室と考えて良いでしょう。

しつけ教室にはいろいろな種類がある


プロのトレーニングを受ける方法は、しつけ教室だけではありません。

犬を預けて基本的なしつけを教える場所や、インストラクターが自宅にやってきて個別に指導してくれるところもあります。

どうしてもしつけ教室に通う時間がなかったり、犬を1人留守番させる機会が多くあったり…など、それぞれの生活スタイルがありますので、自分に合った方法を選びましょう。
また、他の犬に対して吠え癖のある犬や攻撃性が高い犬は、連れていっても大丈夫かな?と心配になることがあります。

心配事がある場合は、しつけ教室に問い合わせて参加可能かどうかを相談してみましょう。
適正なインストラクターが開設しているしつけ教室であれば、親身にアドバイスをしてくれるはずです。

まとめ

しつけ教室は1回の費用が3000~6000円かかります。家計への負担を懸念する人も多いと思いますが、私たち人間が習い事をするのと同じように考え、必要に応じて参加を検討してみてください。

自己流の誤ったしつけを続けていれば、問題行動は改善しないばかりか悪化していく恐れもあります。
愛犬が立派な家庭犬になれるよう、サポートしてあげられるのは飼い主だけなのです。

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