犬にも人間と同じ感情があり、喜びや楽しさを表すことがあります。
犬が感情を表す部分として、もっともわかりやすいのが「しっぽ」ですよね。しかし「しっぽ」以外にも、犬が飼い主に対して愛情を示すサインがあることを知っていますか?
この記事では「犬が飼い主を大好きな時にみせる行動」と題し、犬が示すさまざまなサインをご紹介していきたいと思います。
犬は自分のことを好きだと思ってくれてるのかな?と気になっている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

執筆名:坂井愛
自己紹介:小さい頃から動物が好きで、ペットの専門学校を卒業した後、動物関係の仕事に就いています。愛玩動物飼養管理士と動物看護師の資格を活かし、皆さんのお役に立つ情報をご紹介できればと思っています。

犬の感情がわかるボディランゲージ


犬の感情を読み取るには、仕草や表情をよく観察してみましょう。
犬はしっぽを振るだけでなく、耳や目線を動かしたり、普段とは違う鳴き声で鳴いてみたり、全身を使っていろいろな感情を表現することができます。
犬の気持ちを知ることは犬との絆を深め、よりより信頼関係を築くための第一歩です。

目を合わせる

犬の顔を真正面からじっと見つめた時、ぷいっとそっぽ向いてしまうことがあります。
犬は見つめられると威嚇されていると感じ、自分の気持ちを落ち着かせるための行動として、顔をそむけます。
しかし犬が物怖じせずに飼い主の目を見つめ返してきた時は、大好きのサインです。逆に犬が飼い主をじっと見つめてくる時、さりげなく視線を合わせてあげると犬はとても喜びます。
ただしあまり長い時間見つめ続けていると犬も緊張するので、アイコンタクトは数秒に留めておきましょう。

関連:犬が目を合わせないでそらそうとするのはどうして?

ひざの上に乗る


小さな小型犬ではよく見られる光景かもしれませんが、ひょいっと飼い主の膝に乗ってくる時は、甘えているサインです。飼い主の気を引こうとしてひざに乗り、独占しようとしているのでしょう。飼い主が腰かける度にひざに飛び乗ってくる犬は、甘えん坊の子が多いのではないでしょうか?
また、膝の上に前足をかけて抱っこをおねだりしてくるパターンも見られます。アプローチの仕方は犬によってさまざまです。

体をくっつける


もともと群れで生活をしていた犬は、仲間たちと寄り添い合って生きていました。そのため、大好きな飼い主の体にぴったりくっつくことは安心を意味します。
体をゆだねるようにくっつけてくる子もいれば、体の一部分だけをくっつける子もいるでしょう。直接体を触れ合わせることがなくても、足元でじっと伏せている子もいます。
どちらも飼い主のそばでリラックスしている証拠です。

表情が柔らかくなる


犬の顔が笑っているように見えることはありませんか?
名前を呼んだ時、飼い主の顔を見た時、頭を撫でた時など、目元や口元がふっと緩む瞬間があります。
表情を緩ませて、目をランランと輝かせている時は、飼い主への愛情を示しています。
ニコッと笑ったような表情を見せた時、飼い主も同じように笑顔で声をかけてあげれば、犬は幸せだと感じれるでしょう。
一説によると、犬は大好きな人を見た時、左の眉を上方向に動かすといわれています。
表情の変化はわかりにくい!と感じるかもしれませんが、よく観察すればいつもと違う顔つきに気づけるでしょう。

名前を呼ぶと駆け寄ってくる


あなたの愛犬は名前を呼ぶと駆け寄ってきますか?
呼び戻しは普通の行動にも見えますが、信頼している相手でなければ成立しません。
足取り軽く飼い主のそばへ来るようであれば、飼い主に名前を呼ばれた喜びを全身で表している証です。
また、名前を呼んでもその場から動かず、しっぽを振って応えたり、耳だけを動かしたりする場合もあります。そっけない態度にも感じますが、きちんと飼い主の呼びかけに反応しているので、無視しているわけじゃありませんよ。

無防備な姿で寝る


犬の寝相に注目してみましょう。
犬が仰向けになって寝ていたら、心からリラックスしていることを表しています。急所となるお腹を無防備にだしていても大丈夫だと思っているのです。
飼い主の体に寄り添いながら寝ている場合も同じことが言えます。子犬の頃、母犬にくっついて寝ていた時と同じように安心しきっているのでしょう。
また、飼い主の服の上で寝ることがありますが、これは服をいたずらしているのではなく、飼い主の匂いに安心して寝てしまったパターンですので、怒らないであげてくださいね。

しっぽを振る


飼い主を見るとしっぽを振るのは、一般的に知られている愛情表現の1つではないでしょうか?外出先から戻った時など、飼い主の帰宅を喜んで激しくしっぽを振る犬も多いはずです。
しっぽを振るだけにとどまらず、足元にまとわりついたり、元気に走り回ったりするのも、飼い主に対する喜びを示しています。
時に喜び過ぎて粗相をしてしまう子もいるほど、犬にとって飼い主の存在がいかに大きいかを実感できる行動ですね。

飼い主が帰ってくると水を飲む


うちの猫は帰宅すると必ず爪とぎをします。これは飼い主に対する構ってほしいアピールなのですが、犬も同様に喜びの感情を変わった形で示すことがあります。
飼い主が帰宅した際、水を飲み始める犬は、飼い主が帰ってきたことに安心して、喉を潤していると考えられます。
こちらが思っているよりもずっと、飼い主の帰宅を待ちわびているのでしょうね。

おもちゃをくわえて持ってくる


犬がおもちゃをくわえて持ってくる時は、大好きな飼い主と一緒に遊びたいアピールです。
おもちゃと飼い主を交互に見ている場合も遊びに誘っています。
いざ遊びだしたはいいけれど、途中でうなり声をあげてくる犬がいます。おもちゃを取られまいと必死になっているのではなく、楽しさを表現しているためです。
しかしうなり声は興奮のサインでもあるので、度を越えないためにも時々休憩を挟んだ方が良いでしょう。

飼い主の傍でご飯やおやつを食べる

犬にとってご飯をもらえる時間は至福のひとときです。
飼い主がご飯を準備している間、今か今かと足元で待ちわびている時は、飼い主への関心が高まっています。
飼い主のそばでご飯やおやつを食べるようなら、犬は安心している状態です。もしも信頼できない相手であれば、ご飯を奪われないように自分が1番安心できる場所に持ち運んで、こっそりと食べ始めるかもしれません。

まとめ

犬の飼い主を大好きだと感じる時に見せる行動は、名前を呼んだ時、おもちゃで遊んでいる時、寝ている時…など、場面によって多くの表現があります。
しかし犬にも性格があるため、すべてが同じ行動に出るとは限りません。消極的な子であれば、少しわかりにくいと感じることもあるでしょう。

それでも犬が飼い主を心から信頼し、大好きだと感じることがあれば、必ずサインを示してくれるはずです。
犬の愛情表現を見逃さず、同じだけの愛情を返してあげてくださいね。

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