愛犬を向かい合わせの状態で抱っこしたとき、愛犬と目が合った時、愛犬の目を見つめようとした時など、あなたの愛犬は目を合わせずに視線をそらしますか?

それとも、視線をそらさず目を合わせてくれますか?

何気ない行動かもしれませんが、実は、これらの行動にはちゃんと意味があるのです。また、これらの意味を理解することで、愛犬との暮らしがもっと楽しいものになるかもしれません。

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動物看護士として働く傍ら、人間と犬がもっと楽しくお互いが幸せに暮らせるように、医療に限らず犬の食・法律・暮らしについて日々勉強しています。

目上の相手だと思っている時


犬は、自分より飼い主さんの方が立場が上(つまりリーダー)だと判断していれば、すぐに視線をそらす傾向にあります。私たち人間からすれば、目をそらすという行為は「嘘をついている」「都合が悪い」などと判断しがちですが、犬の場合は少々違う意味を持っています。

犬にとって、目を合わせるという行為は、「ケンカ」の合図になります。

そのため、犬同士も自分より強い犬とは本能的に目を合わせずそらす傾向にあるのです。

そのため、愛犬と目が合ってしまう時は、「自分より立場が下」「ケンカの合図」と判断してしまうこともあり、特に初対面の犬の場合は、ケンカの合図と捉えがちなので注意が必要です。

一方、自分より立場が下だと思われている場合は、しつけのし直しが必要です。

愛犬と目が合うと、つい「目が合った!嬉しい!」などと思ってしまいがちですが、実は、犬に見下されれているという意味でもあるのです。犬を飼っている以上、飼い主さんが必ずリーダーになる必要があるため、この点はブレないようにしつけをしっかりと行いましょう。

嬉しい気持ちを表現している時


実は、犬は嬉しいという気持ちを表現するときに目をそらすことがあります。

しかし、ここで注意しなくてはならないのが、この行為は、しつけがしっかりとできている犬(主従関係が築けている場合)に見られる行為ということです。どういうことかと言うと、しつけができている犬は、自分自身の興奮が高まると(おもちゃやおやつを見つけた時など)わざと目をそらすことで興奮状態を鎮めようとするからです。

また、飼い主さんが外出から帰ってきて、しっぽを振って喜んでいるはずなのに、目線はずれているなんてこともあります。

これも同じで、自分自身の興奮状態を鎮めるためにあえて目をそらしている行為なのです。このような場合は、決して帰ってきたのが嬉しくないわけではなく、嬉しい気持ちを抑えているだけなので、安心して下さい。

嫌なことをされると思っている時


私たち人間にも当てはまりますが、犬も嫌なことがあると目をそらします。

例えば、無理やり歯磨きをされそうな時や爪を切られる時、苦手な散歩に連れていかれる時など、犬自身が「苦手・嫌だ」と思っていることをされると分かった時などが代表的な例です。

もちろん、目をそらすことで気持ちを落ち着かせるという行為でもありますが、半ば諦めかけていると言っても良いでしょう。

犬の気持ちを知ろう


このように、犬が目をそらすという行為には、ちゃんとした意味があるのです。

そのため、どのような状況で犬が目をそらすのかを知ることで、犬がどんな気持ちを抱いているのかが分かります。目を合わせてくれないと、嫌われているのでは?懐いていない?などと思ってしまいがちですが、決してそうではないので安心して下さい。

また、犬が目を合わせる時ですが、この場合は飼い主さんに何かを訴えている可能性があります。例えば、お腹が空いた・散歩に行きたいなど、リーダーである飼い主さんに何かを訴えているという行為なので、この場合もどのような状況なのかを把握することで、犬の気持ちを理解することができるでしょう。

犬の気持ちを理解することで、愛犬との生活が今よりもっと楽しく愛おしいものになるでしょう。

 

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