保護犬(ほごいぬ、ほごけん)という言葉を聞いても、実際にどんな状況のワンちゃんを意味するのかわからない方が殆どだと思います。何らかの理由から”飼い主さんがいない犬”という意味で使われていますが、保護された後はどうなるのでしょうか。

rihomeopath

筆者紹介 東京出身、獣医師、医学博士、ニューヨークで人と動物のホメオパシーを4年間学び、日本では小動物臨床を10年ほど経験。馬と牛の多いノルマンディーで、フランス人夫と田舎暮らし中。

保護犬とは?

日本全国には飼い主がいないたくさんのワンちゃんが公的な施設や民間の施設に収容されています。

このワンちゃん達は、

①飼われていた方の都合で手放された
②脱走してそのまま家に帰れずに飼い主さんが見つからない
③ペットショップでの販売が難しい

などの様々な理由から保護という形で施設に引き取られます。

その後、健康管理をして初めて里親(新しい飼い主さん)を探すというプロセスに進みます。殆どの施設はインターネットで保護犬の細かい情報を載せています。ですからワンちゃんを飼いたいと思ったら、こういったサイトを見て、譲って貰うという方法が存在するのです。

譲ってもらう場合には多少の料金が発生する可能性があります。しかしその費用は動物愛護の為に使われるお金です。決して営利目的ではないので安心です。

保護犬に会える場所

公的な施設や民間の施設という形で紹介しましたが、その殆どの施設では直接問い合わせて、譲渡の手続きをして貰えます。また、定期的に譲渡会を開催している施設もあります。ここでは施設の具体例を見ていきたい思います。

・公的な施設の場合:地方自治体の保健所では保護犬を譲渡して貰えます。場所によって、愛護センターなどの名前で呼ばれていることもあります。

例)
青森動物愛護センター (http://www.aomori-animal.jp/index.html

こちらのセンターでは里親募集をしています。保護されているワンちゃんや猫ちゃんの情報も、ホームページに載っています(現在募集しているかは、必ずセンターに問い合わせが必要)。見学は随時受け付けているので、今後の参考に訪れるてみるのも良いでしょう。譲渡会は定期的に行われており、譲渡する以前に”譲渡するための講習会”に参加することが義務付けられています。

・民間の愛護団体の場合:全国のあちこちでは、保護をしたワンちゃんや猫ちゃんを収容して里親探しに取り組んでいる方々が沢山います。

例)

①アニマルレフュージ関西(ARK http://www.arkbark.net/?q=ja/)

1990年にイギリス人の英語講師の女性、エリザベス・オリバーによって設立されたNPO(特定非営利活動法人)団体です。阪神淡路大震災を経験した関西という土地で苦労された団体ですが、東京にも現在はブランチがあります。大阪と東京のどちらのサイトにも里親を募集しているワンちゃん達の情報が載っており、頻繁に譲渡会も開催されています。寄付も募っているので、協力されたい方はホームページを覗いてみることをお勧めします。

②保護犬カフェ(http://www.hogokencafe.com/

こちらは関西を中心にいくつか店舗があります。猫カフェと同じで、ワンちゃんを見たいという気軽な気持ちで立ち寄ることができ、実際に保護されているワンちゃんと触れ合うことができます。ここで気に入った子がいた場合には里親になることも可能です。ワンちゃんを見るだけと思って店舗に足を踏み入れて、思いがけない出会いがあるかもしれません。

③ペットのおうち (http://www.pet-home.jp/

こちらはインターネットで里親募集を検索するのに非常に便利なサイトです。全国から里親を募集しているペットの情報が集結していますから、多数の情報の中からご希望の子が必ず見つかると思います。

④お近くの動物病院

病院によっては、里親募集をしていることがあります。動物病院ともなると敷居が高いと感じる方もいらっしゃると思いますが、里親さんは大歓迎ですから、是非問い合わせてみて下さい。

保護犬の里親条件に関する注意

里親になるための条件は施設によって多少異なります。募集サイトにはその条件が明確に表示されているので、条件を満たしているか確認をする必要があります。

 

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