ペットシッター選びは『紹介』がオススメ

ネットが広く普及したこともあり、昨今ではペットシッターをネットから探す飼い主さんが多いです。
しかし、ペットシッターを依頼する場合は、自宅の鍵を預ける必要があるため、一見で依頼するのは無用心と言わざるを得ません。

私個人においては、ペットシッターを依頼する場合は、かかり付けの動物病院から紹介されることをオススメします。

勤勉な獣医師は1~2ヶ月に1回、大学や企業が主催している勉強会やセミナーに参加し、新たな医療や薬、技術だけでなく、獣医師同士の交流も行なっており、専門知識のあるペットシッターと知り合う機会もあります。飼い主さんとペットシッターの間に動物病院を介すことで、距離が縮まり、打ち合わせもスムーズに行なえることでしょう。

筆者btbj.fa略歴
動物好きが昂じ、2014年よりペット業に就職。
ペットを預ける飼い主さんの不安を少しでも軽減するため、より優れた施設や業者の選び方をご存知頂くため奮闘中。

動物関連の資格を所有しているペットシッターがオススメ

ペットシッターを営業するためには、動物取扱業の登録と動物取扱責任者が必要であるものの、ペットシッターを行なうための免許はありません。つまり、動物取扱業に関する最低限の知識を備えていれば、営業はできるということです。

しかし、大切な家族を預けるのであれば、動物に関して卓越した知識や経験を持ったペットシッターさんにお願いしたいのは、飼い主であれば当然の気持ちではないでしょうか。

そのため、動物関連の資格を所有しているペットシッターがオススメです。

私個人においては、急な体調不良にも対応できる動物看護士という資格を所有しているペットシッターさんがオススメです。
他にも、小動物看護士や介護士など、貴方が飼育しているペットに合った資格を所持しているペットシッターを見つけることも大切です。

事前の自宅訪問をしないペットシッターは避けるべき

一般的なペットシッターは、当日ペットのお世話を行なう前に自宅訪問をして、ペットの健康状態や生活環境、飼い主さんの飼育方針など、ペットのお世話をする際に必要な情報収集を行ないます。

また、ペットとペットシッターの相性を確認する(#)ためにも、飼い主さんとペットとペットシッターの3人が一緒に会うことが大切です。突然、知らない人が自宅の玄関から侵入してきたら、犬や猫だったら驚いて、ペットシッターを噛んだり引っ掻いたりし、最悪の場合、脱走もあり得ます。

しかし、ペットシッターによっては、経費削減や依頼人が断る等の理由から、事前の自宅訪問をしない場合があります。
動物は非日常が訪れると何をするか分かりません。そのこともあり、犬や猫のお世話を依頼した際に、事前の自宅訪問を断ると、依頼を断られるケースもあります。
これは決しておかしなことではなく、飼い主さんが実際にペットとペットシッターの相性を確認するためにも大切な判断材料なのです。

但し、爬虫類や金魚など、水槽の中で飼育されているペットは、大型種や有毒などの特殊な場合を除き、事前の自宅訪問を行なわない場合があります。

(#)ペットとペットシッターの相性を確認する
例えば、大型犬をペットシッターに依頼した場合、小柄な女性より力持ちの男性の方が頼りになったり、犬や猫、鳥やうさぎなど、ペットシッターによってお世話の得意・不得意があったりします。
電話やメールなどから、事前にペットの情報を伝えますが、これだけでは判断できないことも多いのです。

契約書を作成しているペットシッターがオススメ

ペットシッターを依頼するということは、家主の留守中に他人が部屋に入ることになります。
破損や盗難だけでなく、ペットが体調を崩した時の対処や、世話の仕方についても気に掛かるところでしょう。
そのような事態を払拭するためにも、契約書を作成しているペットシッターが殆どです。

ペットシッターは個人経営が多いので、契約書に書かれている内容は様々ですが、私の体験では以下のことが書かれていました。

・緊急時の対応
※掛かり付けの動物病院もしくは、ペットシッターの事業所が決めた動物病院へ連れていくとの主旨が書かれています。
・報告の無い病気、疾患、怪我が原因によってペットが死亡した場合、保証はしない。
※この文面は、ペットホテルの契約書にも記載されていることが多いです。そして、契約書の続きを読むと、病気などの報告していても保証しない主旨の記載されている場合もあるので、契約書は最後まで読みましょう。
・予想できない理由によって家の物を壊してしまった場合、保証はしない。
※突風や霰などの自然災害による破損だけでなく、ペットがじゃれたことによる破損も保証しないことがあります。
ペット業なので後者は予想できると思うのですが、その様な契約書もあります。

他にも、鍵の受け渡しの方法や、紛失物が発生した際の対処などが書かれていることもあります。

留守を預けるのですから、この位、徹底して管理を行なっているペットシッターの方が安心ですね。

ただ、ここで注意して頂きたいのは、内容を説明せずにサインを貰おうとするペットシッターがいることです。
プロのペットシッターは、契約の内容を飼い主さんに説明をした上でサインを求めます。

しかし、悪質なペットシッターは、まともに読めない程、小さな文字でプリントをしたり、内容を確認している最中に急かしたりすることがあります

このようなペットシッターは、ペットに対しても不親切なので、勇気を持って断ってください。
依頼を断ると出張料を請求される場合がありますが、ペットが不幸な想いをすると分かっていて預けるのは避けるべきです。

ペットシッターに動物取扱業の登録と動物取扱責任者の配置が義務化されています。

ペットシッターのサービスを運営している業者は、2006年6月1日に『動物の愛護及び管理に関する法律の一部を改正する法律』が施行されたことにより、動物取扱業の『保管』という種別で登録することが義務付けられました。また、この登録は5年に1度の更新が必要です。

さらに、動物取扱業責任者を事業所毎に1人ずつ選任して登録する必要があり、1年に1回、講習を受講しなくてはいけません。
そして、動物取扱業責任者は誰でも登録できるわけではなく、以下の要件のいずれかに該当することが必須条件となります。
また、以下の要件は『東京都福祉保健局 東京都動物愛護相談センター』が開示している情報を引用して解説を加えています。

・営もうとする第一種動物取扱業の種別ごとに半年以上の実務経験があること。
※この場合、『ペットシッターの業務を半年以上、経験する必要がある。』という意味です。
・営もうとする第一種動物取扱業の種別に係る知識及び技術について一年間以上教育する学校法人その他の教育機関を卒業していること。
※この場合、2年制の動物専門学校を卒業した方が該当します。

・公平性及び専門性を持った団体が行う客観的な試験により、営もうとする第一種動物取扱業の種別に係る知識及び技術を習得していることの証明を得ていること。
※この場合、 血統書の発行でも知られる『一般社団法人 ジャパンケネルクラブ(JKC) 』が発行している『愛犬飼育管理士』が該当します。
また、愛犬飼育管理士以外に環境省が知識及び技術を習得していることの証明として認めているものは26種類ありますが、一般の飼い主さんにも馴染みが深いJKCを代表としてご紹介いたしました。

現在のペットシッターは、この2つの条件を揃えることで営業が可能となるため、まずは動物取扱業の登録番号と動物取扱責任者の確認をしてください。
これらの情報は、自社のサイトを運営しているペットシッター業の場合、会社概要などに記載されていることが多いです。

良いペットシッター選びのまとめ

ここまで、ペットシッターの選び方をご紹介してきましたが、最後に、本当に良いペットシッターをご紹介します。

それは、ペットが気持ちを許していることです。

ペットによって性格が違うのは当たり前のことです。
不安を抱いている相手に吠え掛かる子もいれば、お愛想をする子がいます。そんなペットの個性を考慮してあげることも、良いペットシッターを選ぶときの材料となります。
優秀なペットシッターは事前の自宅訪問を終える頃には、ペットとの距離をグッと縮めているので、良いペットシッターを選ぶ際にはペットとペットシッターの距離感を観察するといいですよ。

病気になる前にドッグフードをチェック!!

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