犬を触っていたら、お腹を見せて嬉しそうにしている光景を目にしたことがありませんか?

その姿は、まるで猫みたいでビックリした人も多いのではないでしょうか。犬は本来、お腹を見せる生き物ではないのですが、どうしてお腹を見せるのでしょうか?

実は、お腹を見せるとき、犬はこんな気持ちでいるのかもしれません。

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動物看護士として働く傍ら、人間と犬がもっと楽しくお互いが幸せに暮らせるように、医療に限らず犬の食・法律・暮らしについて日々勉強しています。

犬がお腹を見せることは珍しい?!


犬がまた野生だった頃、群れを作り狩りをしながら生活をしてきました。そのため、敵から身を守るために、急所である首・お腹・手足はできるだけ守ろうとする傾向があり、その名残は野生でなくなった今でも残っています。そのため、犬同士がケンカをすると、決まって首・お腹・手足をケガすることが多いのです。

しかし、愛犬が飼い主に対してお腹を見せてゴロンとする光景を目にしたことがありませんか?もちろん、すべての犬がそうするわけではないため、仰向けにすると嫌がって急いで元の体勢に戻ろうとする犬もいるでしょう。ただ、多くの犬が、まるで猫のように仰向けになって嬉しそうにすることがあるのです。この行動、実は非常に珍しいことなのです。

飼い主を信用し甘えたい気持ち


犬がお腹を見せてゴロンとする時、それは飼い主を信用し、甘えたい気持ちを表現しています。もちろん、犬種や個々の性格にもよるため、必ずしもそうではないのですが、基本的に、犬は構ってもらったり撫でてもらうことが大好きな生き物です。そのため、自分では触ることのできないお腹は、信用している人にしか見せない行動であると同時に、自分のことを構って欲しいという気持ちの表れでもあります。

もし、愛犬がお腹を見せてゴロンとしたら、耳や目、しっぽに注目してみましょう。警戒している様子がなければ、飼い主に対して甘えたい気持ちいっぱいのはずです。

飼い主には敵わないという気持ち


実は、甘えたい気持ちの他に、飼い主には敵わない=降参しているという気持ちを表現している時があります。先ほども説明した通り、お腹は犬にとって急所になります。そのため、お腹を見せることにより【降参しました。ごめんなさい。】といった気持ちを表現している可能性もあります。

そのような時は、だいたい飼い主に怒られた後が多いため、甘えたい時の気持ちとは耳や目、しっぽの動きもどこか寂し気に感じるでしょう。ただ、この時に余計に怒ってしまうと、信頼関係が崩れてしまう可能性もあるため、スキンシップをたくさんとり、愛犬のごめんなさいの気持ちに応えてあげるようにしましょう。

暑いと感じている気持ち


夏の暑い日などに起こる可能性があるのが、暑くてお腹を出している時です。犬には、私たち人間のように汗を体外に出す汗腺がないため、ハァハァとパンティングをしたり、冷たい場所に行くことによって体温調節をしています。

そのため、もしお腹を見せながらパンティングをしていたら、熱中症を発症している可能性がありますので、すぐに体を冷やし動物病院を受診するようにしましょう。

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リラックスしている気持ち


干したての布団の上や、タオルの上で、犬がお腹を出して背中をこすりつけながらゴロゴロと動いている時は、気持ちが良い・リラックスしている・嬉しい気持ちを表現しています。ただし、シャンプー後や洋服を着せた時にこのような行動をする場合、嬉しいからではなく、自分の臭いがしなくなったのが嫌で、床にこすりつけていることが考えられらます。嬉しいと思いがちですが、この場合は違うのです。

犬がお腹を見せてくるのには、様々な理由があります。そのため、どんな時にお腹を見せてくるのか・その時の気持ちは?などと考えると、犬との暮らしが今よりもっと楽しくなるのではないでしょうか。

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