筆者btbj.fa紹介
動物好きが昂じ、2014年よりペット業に就職し、たくさんの飼い主さんのお悩みを伺う内、その多くがペットフードにあることを知り、健康寿命を延ばすことを念頭に、ワンちゃん・ネコちゃんおひとりおひとりに合ったペットフードを多くの飼い主さんに検討していただくため活動中です。
わんこのきもちとごはんは、魚ベースの国産・無添加ドッグフードです。
魚ベースのためカロリーが低く、粒を4mmの極小サイズに設計しているため、シニア犬でも食べやすいです。
さらに、1袋あたり250gと小分けにしているので、いつでも新鮮な状態でごはんをあげることができます。
1目でわかるこの記事の内容!
わんこのきちんとごはんの成分分析
まずは以下の原材料と成分表をご覧ください。
・原材料
生肉(タラ、メギス(白身魚を中心に季節により変動)、豚レバー)、大麦、魚粉(鰹削り節、片口鰯煮干)、ヤシ粉末、玄米粉、脱脂大豆、とうきび、さつまいも(五郎島金時)、胡麻、あぶらかす(豚)、脱脂米ぬか、ひまわり油、脱脂粉乳、乳清、海藻粉末、カルシウム粉末、ビール酵母、フラクトオリゴ糖、ビフィズス菌
・成分表
粗蛋白質28%以上、粗脂肪9%以上、粗繊維2%以下、粗灰分8%以下、水分10%以下
※以上は、『わんこのきちんとごはん』を参考にしています。
わんこのきちんとごはんでは、主原料にタラやメギスといった生魚を使用しているので、アレルギー性が低く、多くの子が食べられるドッグフードです。
また、炭水化物として、アレルギーの原因になるグルテンが含まれていない大麦を使用しています。
ただ、個人的には、脱脂米ぬかが使われている点が気になります。
脱脂米ぬかは、ビタミンやミネラルが豊富に含まれており、主に土を元気にするために使用されます。
法律上、脱脂米ぬかを使用することは問題ありませんし、健康被害を聞いたこともありませんが、個人的には、直接食べる物ではないと考えています。
わんこのきちんとごはんの良い点悪い点
以下では、わんこのきちんとごはんの良点・欠点をご紹介します。
・良い点 高齢犬への配慮が充実
わんこのきちんとごはんでは、粒を小さくして食べやすくしたり、魚を使うことで関節をサポートするDHAやEPAを豊富に含有したり、消化をしやすいサツマイモを使ったりと、体の衰えが気になり出した高齢犬により沿った配慮がされています。
・悪い点 高価
わんこのきちんとごはんの悪い点をあえて挙げるなら、1kgあたり3,600円(税別)という価格設定です。
優れたレシピと良質な食材から成るドッグフードなので、フードの品質を評価すれば決して割高ではありませんが、この価格帯のフードを常に購入できるご家庭は、今の日本では少数派でしょう。
わんこのきちんとごはんを食べない子がいるのはどうして?
多くのドッグフードは、チキンやポークといった肉を原材料としていることが多い一方、わんこのきちんとごはんでは魚を主原料としているため、魚にによる食べ慣れない風味を嫌い、食べない場合があります。
この場合、いつもより時間をかけてフードの切り替えをすると、スムーズに食べてくれることが多いです。
また、数粒を手の平に乗せてワンちゃんに与えると、安心して食べるようになることがあるので、1度、試してみては如何でしょうか。
わんこのきちんとごはんの評判と口コミ
14才のフレンチブルドッグのフードとして購入しました。
足腰の衰えを感じる年齢となり、シニア期の愛犬の健康に少しでも良いものをと選びました。
粒の大きさは、直径4㎜、長さ1㎝ほどの小さな円柱状です。
サクサクとした食感で、とても食べやすい様子です。
魚が主原料なので、煮干しのような香りがしますが、強い匂いはありません。
国産素材が使用されているとのことで、安心感が持てます。
ドッグフードとしては高価なので、いつものドライフードに混ぜたり、ゆでた野菜に加えたりしながら与えています。
とても喜んで食べているので、また購入してみようと思っています。
アマゾンより引用
わんこのきちんとごはんは果たしておすすめ?総合評価は?
総合評価 B
わんこのきちんとごはんでは、添加物やミール原料といった健康被害をもたらすおそれがある原材料を一切使っておらず、地元の獲れたての魚やサツマイモを直送してフードを製造をしている点において、非常に評価できます。
また、1袋1kgに対し、250gずつの小分けにしているので、新鮮な状態でワンちゃんに食事をあげることができるので、嬉しい配慮といえます。
しかし、脱脂粉乳や脱脂米ぬかなど、現代の人間が直接、口にするには抵抗がある素材も使われているので、極めてA評価に近いのですが、今回はB評価としました。
外部リンク:アマゾン販売ページ