トイプードルの子犬を迎え入れた時、何が必要になるでしょうか?
犬を飼育するために必要な道具、しつけの仕方、病気の知識などさまざまな準備が必要になります。
しかし実際は犬を飼う前に、それらの情報をすべて把握している人はほとんどいないように思います。
今回は事前に知識を取り入れておきたい!と思う方に、子犬を育てるためにはどんなことが必要なのかをまとめてみました。もちろんすでに飼い始めたという方にも読んでいただき、知識を深めていただければと思います。

子犬を迎え入れる前に

まずは室内の環境を整えます。
室内犬を飼うときは、常に自由にさせるのではなく、決まった時にだけ室内を自由に動き回れるようにしておくと、いたずら防止や来客時に役立ちます。
そのため子犬が快適に暮らせるスペースを用意しておいてください。
風通しの良い場所で、窓際は避けた方が良いです。なぜなら窓の外を通る人や他の犬に反応し、無駄吠えをしてしまう場合があるからです。
また出入りの多い場所は落ち着かないため、扉の近くも避けるようにしましょう。
同時に部屋の中に噛まれたら危険なものがないかを確認し、必要に応じて場所を移動したり、カバーをするなどしてください。

オス、メスどっちが飼いやすい?

それぞれ希望の性別はあると思いますが、オスかメスかによって性格の違いが見られます。

 

オス…活発でなわばり意識や順位意識が強く、マーキングやマウンティング行為がたびたび見られる。比較的無駄吠えも多い。

メス…オスに比べると穏やかで我慢強いことが多い。

 

こうしてみるとメスの方が飼いやすく思えますが、メスは発情期になるとヒートといって出血を起こします。そのような生態の違いや性格を考慮した上で、どちらの性別を選ぶかを検討しましょう。

子犬を迎え入れたら

かかりつけの病院を決める

健康診断や急病、怪我などもしもの時にかかりつけの病院を決めておくと良いでしょう。
犬を飼うときには市町村に届け出をし、登録をしなければなりませんが、動物病院で行うこともできます。また同時に法律で義務化されている狂犬病予防の注射も受けましょう。

不妊・去勢手術を考える

室内で1頭飼いだし、不妊・去勢手術は必要がないと考える人もいます。しかし子供を産ませる予定がない場合、不妊・去勢手術を受ける人が多くいるのが現状です。
手術のメリットについては、以下の通りです。

1. 望まない妊娠を避ける
2. 発情期の問題行動を防げる
3. 病気のリスクを下げる

家では1頭で飼育していても、散歩中やドッグランなどで他の犬と接触する場合があるとき、目を離した隙に交尾をしていた…なんてことも有り得ない話ではありません。
発情期になるとメスはそわそわと落ち着かなくなり、オスはメスの発情したメスの匂いを察知して、遠吠えをしたり、メスのところへ行こうとして脱走したりと、多くの問題行動を引き起こします。
発情中に身動きが取れずにいるのは、犬にとってかなりのストレスになります。そういった問題行動やストレスを回避するためにも、不妊・去勢手術は検討するべきでしょう。
また手術を受けることで、特定の病気にかかりにくくなります。
主な病気としては、

乳腺腫瘍(メス)
子宮蓄膿症(メス)
精巣腫瘍(オス)
前立腺肥大(オス)

などがあります。

子犬のフード選び

子犬は成長期になるので、豊富な栄養が必要です。基準としては、高タンパクで高カロリーのものを選んでください。
パッケージの裏に書かれている原材料を見て、動物性タンパク質(肉)が主原料になっているかどうかを確認しましょう。
またウェットフードは嗜好性が高いですが、腐りやすかったり、歯石が溜まりやすかったりするデメリットもありますので、基本はドライフードを主食にすると良いでしょう。

子犬のしつけ方

しつけは早ければ早いほど覚えが良いものです。トイプードルは生後3か月くらいからしつけをすると良いとされています。
しかし家に迎え入れた日から行った方が良いでしょう。
必要なしつけを、しつける順番に並べると以下の通りになります。

1.トイレトレーニング
決まった場所で排泄を行えるようにしつけることです。

2.ハウストレーニング
「ハウス」と声をかけた時に、犬がケージやクレート、サークルなど、自分のスペースに移動させるトレーニングです。

3.おすわり
犬を我慢させるときに行います。興奮しているときに「おすわり」を使うと無駄吠え防止になります。

4.まて、ふせ
おすわり同様、我慢や落ち着かせたいときに有効的なしつけです。

5.おいで
「おいで」を覚えさせておくと、万が一逃がしてしまった時にも安心です。

トイプードルは利口で従順ですので、しつけがしやすい犬種です。しつけ方は叱るのではなく、褒めて教えることを基本とします。
例えば決まった場所で排泄ができた時には、大袈裟なリアクションで褒めたり、おいしいおやつをご褒美として与えたりすることで、「これをすると良いことがある」と犬が学習し、ストレスなく覚えていくことができます。

しつけの注意点
しつけたことが上手くできないからといって、強い口調で怒鳴りつけたり、恐怖を与えたりするのは逆効果です。
例えば子犬が留守番させている間にいたずらをしていたからといって叱りつけても、いたずらをした直後でなければ犬は何で怒られたのかを理解することができません。
恐怖でしつけることは、犬にとって精神的な不安を与えます。そうなるとますますしつけはうまくいきません。
「褒めて教える」こと念頭に置いて、犬と接してみてください。1度では覚えなくてもじっくり焦らず向き合うことが大切です。

グルーミングを定期的に

グルーミングは手入れのことです。ブラッシングや爪切り、耳掃除、シャンプーなどはすべてグルーミングに入ります。
似たような言葉でトリミングがありますが、こちらは犬の美容室のようなもので、サマーカットやコンチネンタルクリップなど、被毛の形を整えることをいいます。
グルーミングは飼い主で行いますが、子犬のうちから徐々に慣れさせておけば、成犬になっても嫌がることなくグルーミングをさせてくれますよ。

散歩の重要性

室内犬に散歩は必要ないと考える人が多いですが、犬種によると考えます。
とくにトイプードルは狩猟犬の血を継いでいますので、運動は大好きです。そのため散歩や、ドッグランでの運動は必須と考えていいでしょう。
運動不足になると肥満や、ストレスを溜め込んでしまいます。
また子犬のうちから散歩をさせ、外の世界に触れさせることで他に犬や人、車の音などに慣れていきます。多くの経験をさせることで、無駄吠えや警戒心などが解消されていく傾向にありますので、積極的に外へ連れ出すようにしてください。

まとめ

子犬の育て方についてまとめてみました。
まだ小さくあどけない見た目をしている分、どうしても過保護になってしまいますよね。
しかししつけを行う時は、日頃からケジメのある接し方をしていないと上手く効果が出ません。
遊ぶときは遊ぶ、しつけるときは厳しくしつける、とメリハリをつけて生活を送っていけば、大きな問題行動に発展せず楽しく暮らしていけるようになりますよ。

 

筆者紹介

Pigeonmilk
小さい頃から動物を飼育し、現在も動物関係の仕事に携わっています。また学生時代に培った動物の飼育、看護、福祉などの知識を活かした記事を書いていきたいと思っています。

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