赤くて栄養価が豊富な野菜「トマト」。サラダとしてそのまま食べたり、ソースやケチャップ、ジュースなどに加工して様々な形で親しまれていますが、トマトを愛犬に分けてあげても問題はないのか?トマトが犬に与える影響と与える時の注意点を解説します。

犬はトマトを食べてもよいのか?

熟したトマトの実には、犬にとって毒性のある成分は含んでいませんので、食べても問題ありません。
水々しい野菜が好きな犬の場合は、与えるととても喜んで食べます。
もちろん、与えすぎはよくありません。犬の食事の基本は総合栄養食のドッグフードが原則です。おやつやご褒美、飼い主とのコミュニケーションの一環として、適量を与えるにとどめましょう。

トマトの栄養素

カロリー:19 kcal
水分:94 g
脂質:0.1 g
炭水化物:4.7 g(内、食物繊維:1.0 g)
タンパク質:0.7 g
コレステロール:0 mg
ナトリウム:3 mg
カリウム:210 mg
カルシウム:7 mg
マグネシウム:9 mg
リン:26 mg
鉄:0.2 mg
カロテン:540 μg
ビタミンB1:0.05 mg
ビタミンB2:0.02 mg
ビタミンB3:0.7 mg
ビタミンB5:0.17mg
ビタミンB6:0.06 mg
ビタミンB9:22 μg
ビタミンC:15 mg
ビタミンE:0.9 mg
ビタミンK:4 μg
(可食部100gあたり)

トマトはその大部分は水分で、カロテンの一種であるβ-カロテンとリコピンを豊富に含んでいます。

関連:手作りフードの目安に!犬には1日あたりどれくらいのカロリーが必要?

犬にトマトを与えるメリット

トマトには、赤い色の元であることでもおなじみのリコピンという色素が豊富に含まれています。リコピンは、カロテンの一種で、β-カロテンのようにビタミンAの前駆体ではありませんが、強い抗酸化作用を持っています。
抗酸化作用とは、血管や細胞を傷つけ、体内を参加させてしまう活性酸素を抑える働きのことです。
リコピンは、活性酸素の一つである一重項酸素を消去する能力がβ-カロテンより高く、ビタミンEの100倍以上もあります。
さらに、リコピンには、脂肪燃焼や脂肪蓄積を抑制する効果もありますので、体重管理が必要な犬にとっても嬉しい成分です。

リコピンだけでなく、ビタミンB群、C、E、ミネラルも多く含まれていますので、健康維持をサポートします。

また、トマトは非常に水分が豊富なので、美味しく水分補給をすることもできます。

犬にトマトを与えるときの注意点

・与え方の注意
ヘタを取り除いて、そのまま、または食べやすいサイズにカットして与えましょう。

・与えすぎ
トマトは主食ではりませんので、当然のことながら与え過ぎには注意しましょう。
トマトを食べ過ぎて空腹が満たされ、ドッグフードを十分に食べなくなると、栄養バランスを崩すことにもつながります。

トマトは水分量が多く、食物繊維も含まれていることから、与えすぎは下痢の原因にもなりますので注意しましょう。

・与えてはいけない部分
トマトの葉、茎、ヘタや未完熟な青いトマトには、トマチンと呼ばれる毒性のある成分が含まれています。
トマチンは、ジャガイモの芽に含まれる毒であるソラニンと同じアルカロイドという成分です。
完熟したトマトはトマチンがほとんどなくなりますので、完熟したトマトのヘタを取って与えるようにしましょう。

トマトの缶詰やトマトジュースなどは、原材料がトマトだけのものであれば与えても問題ありません。香辛料などで味付けがされているものは避けるようにしましょう。
トマトケチャップは、玉ねぎなど犬にとって毒性のある成分が含まれていますので、絶対に与えてはいけません。

・アレルギー
稀にですが、トマトにアレルギー反応を起こす犬もいます。
初めて与えるときは、少量だけ与えてみて、アレルギー症状や拒否反応を示さないか、注意深く様子を見るようにしましょう。
アレルギーではなくても、嘔吐や下痢などの症状が出た場合は与えないようにしましょう。

筆者yukiya.hiプロフィール:
動物好きが高じてペットフード販売業を営む。大切な家族の一員として、体に良いペットフードをあげたいけれど、どうやって選べばよいのかわからないという飼い主さんに、カウンセリングを通して最適なフード選びを提案しています。

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