ウェナー ドッグフード(以下、『ウェナー』と表記)は、オーガニック認証を受けた、ウルグアイ産のドッグフードです。
徹底した管理の下で生産されたオーガニック原料を使用することで、良質で十分な栄養補給が可能なドッグフードに仕上げました。
また、防カビ剤、着色料は一切使用していないので健康的です。
1目でわかるこの記事の内容!
ウェナー ドッグフードの成分分析
まずは、以下の原材料と成分一覧をご覧ください。
ウルグアイビーフ、ブラウンライス、菜種、菜種粗ひき粉、亜麻の種、ひまわりの種、そばの実、キビ、にんじん、赤ビート、ブロッコリー、ハイオレインひまわり油、キャノーラ油、塩、オレガノ、ローズマリー、ガーリック、アスコルビン酸、混合トコフェロール、プロポリス、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンB12、ビタミンD3、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK3、チアミン、リボフラビン、ピリドキシン、ビオチン、葉酸、パントテン酸塩、ナイアシン) ミネラル(クロム、亜セレン酸ナトリウム、鉄分、クエン酸塩、亜鉛硫酸塩、コバルト)
粗たんぱく質 20.0%以上、粗脂肪 12.0%以上、粗繊維 5%以下、粗灰分 7.5%以下、水分 10.0%以下、カルシウム 1.3%以上、リン 1.0%以上、代謝エネルギー 331kcal/100g
以上は、「ウェナー アダルト」を参考にしています。
ウェナーでは、主原料にウルグアイ産のビーフを使用し、にんじんや赤ビート、ブロッコリーといったビタミンを豊富に含んだ野菜を原料にして、天然の栄養を補給させています。
その一方、少し気になる点もあるので一部ご紹介します。
・キビ
キビは鳥の餌として使用されることが多い穀物です。
犬は肉食動物であった歴史があり、穀物の消化が苦手で、体に負担をかけてしまいます。
また、キビは五穀米や桃太郎伝説のきびだんごの原料でもあることから、日本人が食べる機会が多いものの、ドッグフードに使用されることは珍しいです。
・塩
塩がドッグフードに使用される主な理由は、賞味期限の延長と食欲増進です。
塩は過度に摂取すると内臓を痛めたり、老化を早めたりするため、注意が必要な調味料の一種です。
ウェナー ドッグフードの良い点悪い点
以下では、ウェナーの良い点悪い点をご紹介します。
ウェナーの原料は厳選されたオーガニックの穀物と、人間用の食品と同レベルの食材を使用し(これを『ヒューマングレード』という)、品質と栄養、そして美味しさにもこだわっています。
ウェナーは2015年より販売を終了しているため、現在は入手できません。
また当時は、オーガニックでありながらヒューマングレードのドッグフードを3kgあたり4,461円という手頃な価格と、犬の顔をアップにした可愛らしいパッケージにより人気を集めていました。
ウェナー ドッグフードを食べない子がいるのはどうして?
ウェナーは、菜種や亜麻の種、ひまわりの種やそばの実といった、様々な種や実が使用されており、日本で販売されているドッグフードにはあまり使われていません。
その上、種や実は香りが強いので、匂いを嗅ぎ分ける能力に優れている犬にとって、食べ慣れない匂いに躊躇している可能性があります。
そのため、ウェナーへ切り替える際は、いつもより長い期間をかけて行うことをオススメします。
ウェナー ドッグフードは果たしておすすめ?ペットシッターが本音で答える!
現在販売中止のため評価対象外
ウェナーは、少しオススメのドッグフードです。
原材料は、穀物の中でもアレルギーを起しにく玄米やキビを使用している上、体に負担をかける人工添加物は一切使用していません。
その上、嗜好性を高めるため、オイルやヒューマングレードのオーガニック原料を使用しているので、犬の健康を深く考えて製造されていることが分かります。
しかし、現在は取り扱いが行われていないため、おすすめし切れないところが欠点です。
2014年、ペット業に就く。
わんちゃん、ねこちゃんと触れ合う中で、多くの飼い主さんの悩みがフードにあることを知り、わんちゃん・ねこちゃんの身体に負担をかけないペットフードを多くの飼い主さんに知ってもらうため奮闘中。