この世に生を受けた限り、いつかは必ず別れ訪れます。しかし、その【別れ】を受け入れることは、そう簡単なことではなく、後悔ばかりが残ってしまうことも多いでしょう。犬のエンディングノートは、飼い主さんの後悔を少なくし、これからの日々を輝かしいものにしてくれる明るいノートでもあります。それでは、どのようなことをノートに書けば良いのでしょうか。

エンディングノートとは

時代が進むにつれ、近年「エンディングノート」というものが普及してきました。エンディングノートと聞くと、自分自身が死ぬ準備をするという風に思いがちですが、本来の使い方は異なります。本来エンディングノートは、自分自身の人生を見つめ直し、これからの生活をより良いものにしていくためのノートなのです。そのため、エンディングノートを作成することにより、自分自身が抱える問題点も浮き彫りになってきます。
また、最近では、私たち人間のエンディングノートだけでなく、犬のエンディングノートも作成されるようになりました。これは、犬が、【ペット】としてではなく、家族の一員として大切にされている証でもありますが、現実問題として、飼い主が亡くなることにより、ペットだけが残されてしまうといった問題も生まれてきているのです。

犬のエンディングノートが持つ意味

犬のエンディングノートには2つの意味があります。

1つは、愛犬が亡くなってしまった時に、飼い主さんであるあなたが愛犬の最期を輝かしいものにしてあげるためです。予め、エンディングノートを作成しておくことで、ペットロスに多い「もっと〇〇しておけば良かった」などといった後悔も少なくなり、ペットロスになる可能性も軽減できます。また、葬儀方法をどうするかなどノートに記しておくことで、滞りなく葬儀を執り行うこともできるようになります。

もう1つは、犬ではなく飼い主さんが先に亡くなってしまった場合です。高齢化により、飼い主さんが先に亡くなってしまうことも少ないため、犬だけが取り残されてしまい、犬の引き取り先が決まらないといった問題も増えてきています。そのため、犬のエンディングノートには、飼い主さんが先に亡くなってしまった場合のことも書いておく必要があるのです。

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犬のエンディングノートを作成しよう

犬のエンディングノートは、誰が見てもその犬の情報が理解できるように記しておく必要があります。ここでは、実際にエンディングノートを書く際に記しておきたいことを紹介していきます。

■愛犬の基本情報
愛犬の名前・生年月日・性別・血統書・マイクロチップ・狂犬病の鑑札等・ワクチン接種証明書・かかりつけの動物病院・ペット保険・アレルギーの有無・与えているドッグフードや給餌量・飼育上の注意点など、細かく記載しておきましょう。また、証明書等は、エンディングノートと一緒にまとめておくと分かりやすいです
■終末期関連の希望
介護が必要になった場合や、病気による延命治療をどうするか、葬儀や供養はどのように行うかなどを細かく記しておくことで、訪れる最期を冷静に迎えることができます。

■愛犬との思い出や希望
ここでは、愛犬との思い出や、最期を迎えるまでに一緒に行きたいところややりたいことなどを記しておきます。記したことと実現していくことで、後悔が軽減され愛犬との思い出が輝かしいものになります。

■飼い主が先に亡くなった時のこと
愛犬を飼い始めた時期によっては、飼い主さんが先に最期を迎えてしまうこともあります。そうなった時、愛犬の行き先を予め決めておく必要があります。愛犬を引き取ってくれる方の連絡先は必ず記載しておきましょう。

エンディングノートは、決してネガティブなものではなく、自分自身と愛犬との生活を見つめ直し、より良い日々を送れるようにするためのポジティブなノートです。愛犬がシニア期に入ったら、少しずつ時間をかけてエンディングノートを作成してみるのも良いでしょう。

ryooooo.co
動物看護士として働く傍ら、人間と犬がもっと楽しくお互いが幸せに暮らせるように、医療に限らず犬の食・法律・暮らしについて日々勉強しています。

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