小ぶりで引き締まった体つきが印象的なビーグル。垂れ耳とトライカラーがチャームポイントで、いろいろなキャラクターのモデルにもなっています。
今回はそんなビーグルについてご紹介したいと思います。
「ビーグルってどんな性格?」
「ビーグルの価格はどれくらい?」
…などなど、ビーグルへの疑問をお持ちの方は、この記事を読んでみてください。

ビーグルってどんな犬?


ビーグルは、すぐれた嗅覚と持久力で獲物を追いかけるハウンド(猟犬)の仲間です。もともとはコンパクトな体つきを活かしてウサギ狩りを行っていました。
スタミナと粘り強さはピカイチですが、足が短いのでそこまで早く走ることができません。そのため、一度はウサギに逃げ切ったと思わせ、元の場所へ戻ってきた時に、待ち伏せしていた猟師が捕獲するといった方法を行っていました。ビーグルはウサギ狩りにぴったりの犬種だったのですね。
体高は33cm~41cm、体重は8~14kgと、ハウンドの中では1番小さいです。
今でも猟犬として活躍することもありますが、日本ではほとんど家庭犬として飼われています。

ビーグルの性格

ビーグルはとても活動的で遊び好きです。人なつこい一面もあるので、飼い主と一緒に遊ぶ時間を喜びとします。
また賢さや従順さ、粘り強さも持ち合わせているので、しつけはしやすい犬種と言えるでしょう。寂しがり屋な部分もあり、留守番時に吠え続けるといったことがあるため、無駄吠えをさせないしつけが必要になります。

ビーグルの被毛、毛色

ビーグルの毛質は堅く、密生しています。そして毛が2重構造になっているダブルコートなので、換毛期には毛が生え替わります。被毛や皮膚の健康のためにブラッシングは必須です。
毛色はブラック&タン&ホワイトのトライカラーが代表的ですが、他にもレッド&ホワイト、レモン&ホワイト、チョコレート&ホワイトなど2色の毛色を持つ個体もいます。
色の配置や濃淡によって見た目の印象が変わるので、いろいろなビーグルを見ながら自分の理想のカラーを見つけましょう。

ビーグルの魅力


体が小さく明るい性格をしているビーグルは、猟犬とは思えないほど可愛い姿を見せてくれます。飼い主はほったらかしで、探究に夢中になってもご愛嬌。
家庭犬として飼われることの多い現代であっても、ビーグルはあらゆる場面で持ち前の魅力と才能を発揮しています。

優れた嗅覚で人間社会に貢献

嗅覚ハウンドのグループに属するビーグルは、とても嗅覚が優れているのが特徴です。そのため空港などで「麻薬探知犬」や「検疫探知犬」して活躍しています。
「探知犬」というと、日本ではラブラドールレトリーバーやシェパードが一般的でしたが、ビーグルは体も小さく扱いやすいため、今後も活躍の場を広げていくのではないでしょうか。
空港でビーグルを見かけても相手はお仕事中ですから、むやみに近寄ったり触ったりせずに、そっと見守ってあげてくださいね。

ドッグアジリティで大活躍

犬を飼い始めたら、「他の犬たちと友達になりたい」「飼い主同士で交流を持ちたい」と思う方も多いですよね。
そんな交流の場として、あちこちで犬に関するイベントが開催されています。その中でも犬の運動会やドッグアジリティは盛り上がるイベントの1つです。
ビーグルは活発で運動好き、さらに訓練に向いている犬種とあって、ドッグアジリティに参加させている人も多くいます。
ドッグアジリティは飼い主(ハンドラー)の指示で犬が障害物をクリアしていく競技のことで、いかに早くゴールできるかを競います。
訓練は必要になりますが、互いの絆を深めることができるので、運動好きな方にはぜひチャレンジしてみてください。

関連:ドッグアジリティについて~魅力や競技などを解説!~

他の犬ともすぐ仲良しになれる

ビーグルは群れを作って狩りを行っていたため、人間や他の犬たちと協力して動くことを覚えてきました。そのためコミュニケーション能力が高く、他の人や犬たちとすぐ仲良くなれる友好的な一面があります。
ワン友を作りたいと考えている方は、ドッグランやドッグカフェなどに連れていって、他の犬たちを交流を図るのも楽しいと思います。

ビーグルの価格


ビーグルの相場はだいたい13~40万と幅広いです。血統などを気にしないようなら、性別や毛色、柄などから理想のビーグルを探すと良いでしょう。
オスメスで性格の違いはあまりありませんが、オスの場合は足を上げて尿を排泄するので、室内で飼う場合にはその点も留意しなければなりません。

ビーグルがなりやすい病気


ビーグルは丈夫ですが、必ずしも病気にかからないわけではありません。遺伝性のものもあれば、事故や怪我、飼育環境によって起こる病気もあります。いずれにしても、愛犬の健康を維持できるのは飼い主だけですので、常に異常がないか気を配っていきたいものです。

目の病気

内反症
白内障
内反症はまつ毛が内側を向いて、角膜の表面に接触し、涙や眼瞼のけいれん、角膜炎などを発症します。程度はさまざまですが、悪化すると視力が低下したり、物にぶつかったりするようになるので手術が必要になる場合もあります。
白内障は眼球の水晶体が白濁する病気ですが、原因は先天性と後天性があります。後天性には老齢性、糖尿病性、外傷性などさまざまです。
目に異常が見られたら動物病院を受診してください。

関連:早めに対策が重要!失明の危険性がある犬の白内障について獣医が徹底解説

関連:トイプードルやシーズーは特に注意!犬の眼瞼内反症について解説

椎間板ヘルニア

椎間板に変性が生じ、その内容物が脊柱管内に突出することで脊髄を損傷し、いろいろな神経症状を引き起こす病気です。
ビーグルは軟骨様異形成というタイプで、若い時から進行することが多いです。
運動失調や自力で起き上がれないなどの症状が見られ、排泄が困難になることも。
日頃から犬の様子を確認することが大切になります。

関連:ダックス以外も要注意!犬の椎間板疾患 椎間板ヘルニアの症状や治療、予防について徹底解説

外耳炎

外耳炎は犬の耳の病気の中で最も多い病気です。
特に垂れ耳のビーグルは、耳垢や異物が溜まりやすく炎症を起こしやすい傾向にあります。耳の病気は早期に治療することで完治できますので、耳をかゆがっていないか、耳だれが出ていないかどうか確認するようにしましょう。

関連:たれ耳の犬はなりやすいので注意!トイプードルと外耳炎の関係

甲状腺機能低下症

甲状腺で産生、または分泌されるホルモンの欠乏によって起こります。2~6歳の犬に多く、ビーグルもよく発症します。
皮膚が肥厚し、しっぽの脱毛がみられるようになります。
症状は多岐にわたりますが、見た目の変化がわかりやすいため、早期に発見しやすい病気です。外見に変化が見られたら、動物病院で治療を受けましょう。

関連:全身にかさぶたが出来始めたら注意!犬の甲状腺機能低下症

ビーグルを飼う上での注意点


ビーグルは狩猟犬特有の長所もあれば、短所もあります。家庭犬として飼う上では十分に注意しなければならない点もあるでしょう。
ここではビーグルを飼う際、どんなことに注意をしたら良いかをまとめました。

太り過ぎに注意

食欲旺盛なので、犬が欲しがるままに餌を与え続けていれば肥満体質になってしまいます。その分運動させればよいと考えるかもしれませんが、ビーグルがリードなしで思いっきり走りまわせる場所が、家の近くにあるとも限りません。
犬のライフスタイルや年齢、状態にあった餌を与えるのがベストです。
子犬時の食事は数回にわけますが、成犬になったら基本的に1日1回の食事で良いでしょう。ドッグフードはドライを基本にし、体調や年齢によってはウェットフードを使います。
これらはあくまで基本ですので、犬の健康状態に合わせて給餌方法や内容を見直す必要があります。

無駄吠え

ビーグルは鳴き声をあげながら獲物を追いかけます。小さな体の割にどこまでも響くような声を出すので、一般家庭で飼育する時には度々問題視されることも。
寂しがり屋な性格と相まって、留守中にワンワン吠え続けてしまうのです。近所迷惑にならないためにも、適切なしつけを行って無駄吠えを止めさせる必要があります。

関連:無駄吠えのしつけ方!吠える6つの理由と対策!

定期的な耳そうじ!ただしやりすぎは禁物

かかりやすい病気でもご紹介したように、ビーグルは外耳炎になりやすいので、飼い主が耳そうじをして清潔を保つ必要があります。
耳そうじには専用のイヤーローションとガーゼなどを使用しますが、耳そうじのやりすぎは耳の中を傷つけ、外耳炎の原因になりますので注意してください。

まとめ

シベリアンハスキーやゴールデンレトリーバーが流行った時代に、ビーグルも人気犬種の仲間入りを果たしました。
小柄な体をしていながらエネルギッシュで、社交性があって、飼い主に従順とくれば、魅力的に感じる人も多いことでしょう。
体を動かすことが好きな方には、ぴったりの相棒になってくれると思います。

筆者紹介

Pigeonmilk
小さい頃から動物を飼育し、現在も動物関係の仕事に携わっています。また学生時代に培った動物の飼育、看護、福祉などの知識を活かした記事を書いていきたいと思っています。

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