ペットを飼っていると、いつかは訪れるのが「別れ」です。残念なことではありますが、この世に生をうけた瞬間から、「死」へのカウントダウンは始まっているのです。別れを目前にすると、人はどうしても後悔ばかりが残ってしまいます。後悔は、時にペットロスに陥ることもあるため、できる限り後悔は少なくしたいものです。それでは、後悔を少なくし、楽しい思い出をたくさん作るには、どのように行動すれば良いのでしょうか。

そもそも終活とは…

終活という言葉が世に浸透し始めたのは、つい最近の話です。そもそも終活とは、【人生の終わりのための活動】の略語で、自分自身の最期を理想的なものにするために、後悔のないように事前準備を行うことを言います。中には、縁起でもないと言う人もいるかもしれませんが、自分の最期を明るく終わらせるための、【今】という時代が生み出した活動と言っても過言ではありません。
実は、この終活が私たち人間だけでなく共に暮らすペットにも広がってきています。時代が進化するとともに、ペット医療やペットフードが進歩し、ペットの平均寿命が延びました。また、【ペットは家族の一員】という考えた広まったということもあり、より深く【ペットとの別れ】に直面するようになったのです。

ペットがいなくなった時に残るものとは

ペットは、私たち人間の4倍近くのスピードで歳をとっていきます。つまり、楽しい時間はあっという間に過ぎていき、気が付いた頃にはペットの寿命が近づいているということです。残念なことですが、この世に生を授かった時点で、既に死へのカウントダウンが始まっているという事でもあります。
ペットを亡くすと、必ずと言っていいほど、「もっと〇〇してあげればよかった」「もっと〇〇したかった」など、悔いの残る言葉ばかり溢れてきます。もちろん、その想い自体は誰にだってあることなのですが、その想いが強ければ強いほど「ペットロス」に陥ってしまう可能性が高まります。もちろん、ペットロスになることが悪いということではありません。ペットロスは、後悔と同じように誰にだってあることです。しかし、飼い主さんがペットロスになっている姿を見て、一番苦しむのは、他でもない亡くなったペットです。大切なペットを悲しませないためにも、ペットロスにならないように終活をすることが、今の時代に求められていることなのです。

ペットの終活について考えよう

いつかは必ず訪れるのが、ペットとの別れです。その時に備えて、「最期の過ごし方」「お別れの仕方」など、ざっくりでも良いので準備しておくことで、心に少し余裕が生まれます。ペットの終活において大切なことは、飼い主さん自身が「ペットとの別れ」を受け入れ、どう行動していくかです。そのためには、以下のような取組みを行っていくと良いと言われています。

■思い出や願望を専用ノートにまとめる
ペットとの思い出や、最期を迎えるまでにやりたいことなど、思い出や願望を書き出していきます。
■介護
介護生活が始まると、床ずれができたり、トイレがうまくできなくなったりと、私たち人間と同じように介護が必要になってきます。その時に備え、かかりつけの動物病院に相談をしておくと良いでしょう。
■供養・お墓
ペット供養やお墓など、最近では私たち人間と同じように行ってくれる施設が増えてきました。そのため、大切なペットの最期のお見送りをどのようにするか、事前に準備をしておくと良いでしょう。

関連:10歳過ぎたら準備したい!犬のエンディングノート~その意味や作成方法などを解説~

関連:犬の介護に関する記事一覧

関連:とっても大事!ペットのお墓や霊園の選び方や利用方法、管理費や申込方法などについて解説!

もちろん、すぐにすべてができるわけではありませんし、考えたくないことかもしれません。しかし、ペットとの大切な時間を永遠に大切なものにするためにも、このような取り組みは必要なことでもあるのです。

終活のポイントとは

ペットの終活は、愛犬がシニア期に入ったら始めると良いと言われています。まだ元気なうちに、ある程度終活の内容を決めておくことで、その時その時柔軟に対応が出来ますし、必要であれば、終活の内容を書いたノートに書き足していけばいいのです。
終活を進めていく上で、以下のポイントをおさえておくと、ペットロスに陥るリスクを軽減でき、愛犬と楽しい時間を過ごすことができるようにもなります。

■終活に取り組む時間を決める
何事もそうですが、ダラダラと進めると取組み自体が先延ばしになってしまいます。そのため自分自身の中で期間を決め、その期間内にある程度完成させておきましょう。ただし、期間が長いと気持ちも沈んでしまいがちなので、短期間が良いかもしれません。
■同じくらいの年齢のペットを飼っている人を見つける
同じくらいの年齢のペットがいると、それだけで心強くなります。とくに、ペットの最期となると、同じ痛みを共有できるということもあり、悲しみが軽減されることも多いのです。
■ご褒美を与える
愛犬との思い出をひとつでも多く作るため(後悔をなくすため)に、終活がある程度完成したらご褒美として色々な場所に出かけたり、ノートに記載した願望を叶える行動に移しましょう。そうすることで、楽しい思い出ばかりが残るようになります。
ryooooo.co
動物看護士として働く傍ら、人間と犬がもっと楽しくお互いが幸せに暮らせるように、医療に限らず犬の食・法律・暮らしについて日々勉強しています。

病気になる前にドッグフードをチェック!!

スポンサードリンク

いいねするだけ!フェイスブックで最新記事をお届け