日本のペットフード産業も、この数年でガラリと原材料に対する姿勢が変わったと言えるでしょう。

アレルギーを抱えたワンちゃんの数が多い、しかも、アレルギーになる可能性がある犬種が人気、という皮肉な日本のペット事情です。また、ワンちゃんは飼育頭数減少と高齢化傾向にある為、より高い品質の商品を製造して飼い主さんを納得させなければ、ペットフード業界の雲行きは怪しくなりそうです。

しかし、海外のブランドがあちこちに並んでいる中、実際の日本のペットフード会社がどれぐらいの位置にいるかを見ると、ロイヤルカナンやペディグリーのマーズペットケア、ネスレ、ヒルズ、などの有名ブランドに続いて、堂々世界7位のユニチャームが入っています。(Petfood industry.com データベースより)ですから、それだけ日本のペットフード会社も頑張っている、と言えそうですが、やはり拘りと品質は大手より小さな会社が安心できるようです。

良いドッグフードの概念

ドッグフードは”グレインフリー”、”先祖のご飯”、がブームですが、この発想はどこから来たかと言いますと、今更ですが人間の糖質制限ダイエットを飛び越えて、犬のアレルギー問題、自然志向、健康志向、と言えるでしょう。大昔の野生時代から家畜化されて、今や人間と一緒に同じ屋根の下に住んでいますが、消化器のシステムは狼から殆ど進化していないとすれば、当然、簡単に安い素材の穀類を使って量を多くして満腹にさせる、という人間の都合には合わせられません。無理を承知でそれを続けると、消化管に炎症が起きたり、食物アレルギーになったり、肥満もあり得るなら、そうならないフード、つまりはグレインフリー、肉中心、添加物はNG、という3点は欠かせないポイントとなりました。
しかし、一方では、科学的に犬は遺伝子上、穀類の主体であるでんぷん(スターチ)は消化できるように進化していることが当然、証明されています。また、犬は糖質を必要とします。ですから、科学的な犬の進化を根拠としてフードを考えると、グレインフリーや、先祖ご飯に拘る必要があるかは、飼っている我が子の”体質”次第と言えるところもあります。そこに着目すると、オーダーメイドや、獣医師が直接製造しているフードとなれば、安心度が違います。国産フードの良い点は、製造会社に直接問合せしやすいことにもあります。以下のフードは、そんな利点からおすすめします。

・デイリースタイル

こちらの犬の立場で獣医師が開発したフードで、穀類を消化できる進化した犬の立場で開発した上質の動物性タンパク質(鹿肉メイン)を使っています。ですから、穀類は必要程度に入っています。また、皮膚に拘ったフードや腎臓、膵臓、腫瘍、などの病気に配慮したフードも存在しています。かかりつけ獣医師と相談しながら使ってみるのも良いかもしれません。

外部リンク:デイリースタイル販売ページへ

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・日本のみのり

動物タンパクに逆行して、玄米がメインになっているフードですが、一つ一つ丁寧に手作りに近い感覚のフードで、美味しさは期待ができます。獣医師が立ち上げた会社で、動物用のサプリメントなども製造している会社である点が安心です。

外部リンク:にほんのみのり販売ページへ

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・吉岡油糧

オーダーメイドフードもあるこの拘りは、人が健康食に気を使うのと同じように、ペットのワンちゃんにも健康の為に上質のものをバランスよく与えようというコンセプトです。獣医師が直接フード製造に携わっていますから、安心度も倍増です。

外部リンク:吉岡油糧販売ページへ

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・ほりんふ

こちらもオーダーメイドが可能な拘りフードです。臨床栄養学専門の獣医師が製作しているそうで、新鮮な出来立てを手に入れることができるそうです。
オーダーメイドでない物もあります。健康なワンちゃんは、そちらを試してみても良いかもしれません。基本的には、穀類を少なめに使っています。

外部リンク:ほりんふホームページへ

 

国産フードに関する注意点

どのフードも、体質に合わなければ悪いフードと言いたくなりますが、最高級のチーズと言われて、臭くて食べられない人がいるように、合わない物は仕方ありません。また、慣れないフードをいきなり与えたら、体はびっくりするでしょう。新しくフードを試すには、必ずかかりつけ獣医師に相談して健康を確認、焦らず徐々に時間をかけてフードチェンジ、これだけは守りましょう。やたらにフードを渡り歩くと健康を害します。

rihomeopath

筆者紹介 東京出身、獣医師、医学博士、ニューヨークで人と動物のホメオパシーを4年間学び、日本では小動物臨床を10年ほど経験。馬と牛の多いノルマンディーで、フランス人夫と田舎暮らし中。

病気になる前にドッグフードをチェック!!

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