わんちゃんを飼われている方はよくご存知だと思いますが、ワクチンの接種により、病気の予防ができます。わんちゃん同士でうつし合いをしてしまう病気をまとめて予防する混合ワクチン、そして、国で義務付けられている狂犬病ワクチンに分けられます。生後間もなくは、お母さんからの免疫に守られています。母子免疫が残っている間は、ワクチンを打ってもうまく免疫が上がりませんので、母子免疫が消失する生後80日前後を過ぎてからの接種が推奨されています。動物病院では、混合ワクチンの接種を3回してから狂犬病を接種することが多いです。
ワクチンでは複数の病気を一度に予防でき、予防のできる病気の数によってワクチンの種類が異なります。生活スタイルに応じて、ワクチンの種類を選んでください。

混合ワクチン

混合ワクチンは任意のワクチンです。しかし、実際にまだ存在する致死率の高い感染症の予防をします。

5種ワクチン

ジステンパーウィルス感染症、パルボウィルス感染症、伝染性肝炎(コロナウィルスⅠ型)、伝染性喉頭気管炎(コロナウィルスII型)、パラインフルエンザ感染症

6種ワクチン

上記5種+コロナウィルス感染症

8種、9種ワクチン

上記6種+レプトスピラ病

レプトスピラ病には病原体に色々な型があるため、病気の型の種類によりワクチンの種類が異なります。ワクチンアレルギーのリスクも上がりますので、たくさんの型が入っていればいるほど良いわけではありません。げっ歯類の多い環境で過ごす時間が長いなど、レプトスピラ病になる危険因子が多い場合には選択肢に入れてください。

狂犬病

現在、日本ではもう清浄化されています。しかし、人にもうつるとても致死率の高い感染症です。わんちゃんを飼われている方は接種し、自治体に登録することが義務づけられています。

 

さて、トイ・プードルにお勧めのワクチンですが、都市部にお住まいの方であれば基本的には5種でよいと思います。

もし、郊外にお住まいで、ネズミなどを見かける、長期休暇に田舎に帰省する、最近人気のキャンプに同伴させる、などの場合には8種以上のワクチンをお勧めします。また、ドッグランやドッグカフェに行かれる場合、施設の利用に先立ち、予防のルールがある場合がありますので、確認してくださいね。混合ワクチンは、義務ではありません。一年に一度の接種です。ワクチンの種類はその年のスケジュールに合わせて選んでいただいても大丈夫です。

ワクチンの副反応

ワクチンは病気を予防する目的で接種しますが、副反応がある場合があります。副反応は怖いですが、正しい知識を身につけワクチン接種を受けるようにしましょう。

そもそも、ワクチンに限らず、お薬はわんちゃんの体にとっては、自分の体ではないものです。そのため、体がびっくりしてしまうことで副反応が生じることがあります。しかし、ワクチン接種をしたわんちゃんに必ず起こるものではありません。また、その程度も様々です。

重度の副反応(アナフィラキシー)

私たちが蜂に刺された時に起こすものと同じもので、血圧低下、虚脱などを起こし、緊急な対応が必要になります。これはワクチン接種後、数十分以内に起こります。

中程度の副反応(ムーンフェイス)

分かりやすく言うと、蕁麻疹様の症状で、頭部を中心に皮膚が赤味を帯びて腫れます。痒みを伴うこともあります。こういった症状はワクチン接種後数時間以内に起こります。喉の奥に腫れが生じると呼吸がうまくできなくなり、危険な場合もありますので、たとえ元気でも、動物病院への受診をしてください。

軽度な副反応

少し熱っぽくなり、元気や食欲が落ちることがあります。このような症状であれば自宅での経過観察で問題がありません。
ワクチンの副反応は、どんな犬種でも起こり得ますが、ダックスフンドなどでは頻度が高いと言われています。トイ・プードルでは特に副反応が出やすいなどという報告は上がっていませんが、ワクチン接種後は、追加接種の場合でも、注意して様子を見てあげてるようにしてくださいね。

 

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