オーストラリアと言えば、飛行機から降りる前に必ずスプレーをされて、初めての時にはビックリする方も多かったのではないでしょうか。人間や動物に健康被害が出ない殺虫剤をかけることで、海外からの”病原体”の侵入を防いでいます。特有の動物や植物の存在するオーストラリアは、非常に公衆衛生の問題には気を使っており、狂犬病も現在のところ問題がありません。そんな大自然の宝庫であるオーストラリア、当然、ペット好きは非常に多く、62%の人がペットを飼っているそうです(2016年)。広大な土地からイメージできるように、犬の飼育率はトップで、5世帯に2世帯は犬、という犬派が多いそうです。更に、2013年の割合と比較するとわずかに増えています。
犬の次は、当然猫が人気で10世帯に3世帯が猫、こちらは飼育率の大きな変動はなく安定しているようです。その他のペットでは、魚、鳥、うさぎやハムスター、爬虫類、と続きます。
さて、これだけ犬を飼っている人が多いということは、ドッグフードへの拘りも何かありそうですから、早速探ってみたいと思います。

オーストラリアのペットフード事情

必ず目にするトップセールスブランドは、やはり動物病院ではヒルズ、ロイヤルカナン、ペットショップ系となればユカヌバ、アイムス、ニュートロ、ペディグリー、と言った有名なものばかりですが、拘りのフードを買う飼い主さんもいますから、そちらを見てみましょう。

BLACK HAWK

この会社は元々はオーストラリアの会社でしたが、現在はニュージーランドの会社が所有しており、生産がオーストラリアとなっています。ドッグフードの種類は沢山ありますが、特にアレルギーを考慮したグレインフリーを見てみますと、4つのラインがあり、次の種類の動物性タンパクが使われています。

①オーストラリア産のホルモンフリーチキン②オーストラリア産牧場で放牧したラム
③タスマニアのサーモン④オーストラリアのワイルドカンガルー

どれも地元を意識した素材です。
全てのタンパク質量は50%以上になっています。しかし、これが乾燥重量かどうかは明確に表示されていないようです。また、タピオカを使っていますが(フードを固めるため)、これはグルテンフリーの点では良いですが、血糖値を上げる傾向があります。総合すると少しマイナス点はあるものの、購入者が多い人気商品です。

日本での販売は確認できませんでした。

Canadae

アメリカのファミリー経営の会社で、非常に強いインパクトではないですが、必ず高い評価を貰っているフードの中に顔を出して来ます。ヒューマングレードは当然です
が、無駄な充鎮剤を使っていません。グレインフリーのライン(grain free Pureシリーズ)も存在しています。この会社は、ペット好きがペット好きのために、ペットが生涯に渡って栄養たっぷりな美味しいフードを食べられるように、というゴールの元に創設されました。20年ぐらいの若い会社ですが、今や屈指の、新鮮なアメリカ原産の材料を使ったプレミアムフード会社と言われるようになりました。

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Ivory Coat Australian Natural Health

オーストラリアのブランドで、全ての商品が上質素材でグレインフリーです。こちらの会社もオーストラリアらしく、カンガルーの肉を使っている物もあり、ビーフなどのアレルギーで困っている場合には、獣医師に相談してチャレンジしてみるのも良いかもれません。地元オーストラリアで生産された物を使用することで、オーストラリア産業の発展と、動物の健康を一番優先にしてフードを製造することが会社の目標でもあります。

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Meal for Mutts

オーストラリアのホリスティックペットフード会社ですが、自然のハイクオリティ製品、スーパープレミアムフードであると宣言しています。グレインフリーのラインが勿論あります。商品の主な特徴は、やはり動物性タンパクがメインであること、オーガニック素材、アレルギーを起こしにく素材、オメガ−3、オメガ−6配合、プレバイオティック、便の臭い軽減のユカエキス、などを配合していることです。良いことづくめの製品であることに間違いありません。

日本での販売は確認することができませんでした。

Taste of the Wild

このアメリカの会社は、何度も目にしていると思いますが、本国アメリカでも人気があり、オーストラリアでも購入する人は多いようです。グレインフリー、動物性タンパクたっぷりのフードで、もし野生だったなら、先祖と同じフードを食べているはずである、と言うコンセプトの元に製造されたフードは、特にワイルドなバイソンやベニソンの味を楽しんでもらえる思います。

関連:Taste of the Wild(テイストオブザワイルド)の評判や口コミ、総合評価について

外部リンク:アマゾン販売ページへ

オーストラリアのカンガルーに期待できる?

オーストラリアと言えばカンガルー肉ですが、他の肉類がダメなワンちゃんでも、もしかしたら問題がないかもしれません。しかし、どのフードも好みと体調により、マイナスの効果が出ることがありますから、新しいフードを試す時には必ず獣医師に相談をするようにしましょう。

rihomeopath

筆者紹介 東京出身、獣医師、医学博士、ニューヨークで人と動物のホメオパシーを4年間学び、日本では小動物臨床を10年ほど経験。馬と牛の多いノルマンディーで、フランス人夫と田舎暮らし中。

病気になる前にドッグフードをチェック!!

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