柑橘類の代名詞「みかん(蜜柑)」。甘酸っぱくて、皮をむくだけで手軽に食べられる冬の代表的な果物ですが、みかんを愛犬に分けてあげても問題はないのか?みかんが犬に与える影響と与える時の注意点を解説します。

犬はみかんを食べてもよいのか?

みかんは、犬にとって毒性のある成分は含んでいませんので、食べても問題ありません。
果物の甘さを好む犬の場合は、与えるととても喜んで食べます。
もちろん、与えすぎはよくありません。犬の食事の基本は総合栄養食のドッグフードが原則です。おやつやご褒美、飼い主とのコミュニケーションの一環として、適量を与えるにとどめましょう。

一方で、酸っぱい匂いが苦手で食べない犬もいます。
みかんは犬にとって必要な食物ではないので、みかんが嫌いな犬に無理に食べさせる必要は全くありません。

みかんの栄養素

カロリー:46 kcal
水分:86.9 g
脂質:0.1 g
炭水化物:12 g(内、水溶性食物繊維:0.3 g, 不溶性食物繊維:0.4 g)
タンパク質:0.7 g
コレステロール:0 mg
ナトリウム:1 mg
カリウム:150 mg
カルシウム:21 mg
マグネシウム:11 mg
リン:15 mg
鉄:0.2 mg
カロテン:180 μg
ナイアシン:0.3 mg
ビタミンB1:0.1 mg
ビタミンB2:0.03 mg
ビタミンB6:0.06 mg
ビタミンC:32 mg
ビタミンE:0.5mg
葉酸:22 μg-
パントテン酸:0.23 mg
(温州みかん 果肉部分100gあたり)

みかんは低カロリーでそのほとんどが水分からできており、ビタミンCを豊富に含んでいます。

1日に必要なカロリーについては以下の記事をご参照ください。

関連:手作りフードの目安に!犬には1日あたりどれくらいのカロリーが必要?

犬にみかんを与えるメリット

みかんに豊富に含まれるビタミンCには、コラーゲンの生成の促進、免疫力の向上、抗酸化作用といった効果があります。
犬は体内でビタミンCを合成することができるため、ヒトと比べるとビタミンC不足になることは少ないですが、活動的な犬など、多くのビタミンCを必要としている場合は積極的に食事から摂取することが有用です。

みかんにはビタミンAの前駆体であるカロテンも多く含まれています。カロテンには視覚の調整や、皮膚や粘膜、免疫機能を正常に保つ作用があります。また、抗酸化作用もあり、体内の酸化を防止します。

また、みかんは非常に水分が豊富なので、美味しく水分補給をすることもできます。

犬にみかんを与えるときの注意点

・与え方の注意
大きいとうまく食べられず、喉に詰まらせることもあります。皮をむいて、筋や実をくるんでいる袋(薄皮)も取り除き、小さいサイズにカットして与えましょう。

・与えすぎ
みかんは果物の中では低カロリーですが、果糖も多く含まれており、当然ですが与えすぎは肥満の原因となりますので注意しましょう。
みかんばかりを食べて、ドッグフードを十分に食べなくなると、栄養バランスを崩すことにもつながります。

みかんは水分量が多く、食物繊維も含まれていることから、与えすぎは下痢の原因にもなりますので注意しましょう。

与える量の目安としては、一日の摂取カロリーの10%以内にとどめるようにしましょう。

・与えてはいけない部分
皮や筋、実をくるんでいる袋(薄皮)は消化しにくく、消化不良や下痢などの原因となりますので与えないようしましょう。
ヒトが食べるときは、筋や袋も食べてしまうことが多いですが、犬に与える時は必ず取り除き、盗み食いもされないようにも気をつけましょう。

人間用の加工食品でも、みかんだけで作られているものは問題ありません。ただし、みかんの缶詰など砂糖が添加されている製品は避けるようにしましょう。

・アレルギー
稀にですが、みかんにアレルギー反応を起こす犬もいます。
初めて与えるときは、少量だけ与えてみて、アレルギー症状や拒否反応を示さないか、注意深く様子を見るようにしましょう。
アレルギーではなくても、嘔吐や下痢などの症状が出た場合は与えないようにしましょう。
yukiya.hiプロフィール:
動物好きが高じてペットフード販売業を営む。大切な家族の一員として、体に良いペットフードをあげたいけれど、どうやって選べばよいのかわからないという飼い主さんに、カウンセリングを通して最適なフード選びを提案しています。

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