1992年に皮膚が痒く、お腹の調子が悪いボクサー2頭を抱えてフード追求が始まったこの会社のコンセプトは、”非常にシンプルな素材を使い、健康維持に必要な全ての物がフードに込められており、ペットが必要でない物は何も含まれていない”、という物です。また、当然、食物アレルギーなどが起こりにくい工夫がされており、グレインフリーのシリーズは注目されています。ドッグフード、トリーツの他にはキャットフードとフェレットフードも製造しているイギリスの会社です。

James Wellbelovedの特徴

製造されている全てのフードの特徴ポイントを以下のようになります。

・素材は高品質で味自慢。
・当然、総合栄養食品で、栄養バランスは完璧。
・消化しやすい成分を使用。
・動物タンパクは一種類に限定している。
・必須ビタミンとミネラルで満たされている。
・以下のものは一切使用していない。
乳製品、ビーフ、ポーク、大豆、卵、小麦、安価な充鎮剤、人口保存料、人工着色料、人口香料

James Wellbelovedの原材料と成分分析

沢山ある製品の中で、グレインフリーではありませんが、通販サイトでは非常に人気があるTurkey & Rice Adult Dogを取り上げて原材料と成分分析を見て見ましょう。

七面鳥ミール 23.3%
ブラウンライス 22.3%
ホワイトライス 22.0%
裸えん麦
全粒亜麻仁
ビートパルプ
七面鳥脂肪
七面鳥肉汁
アルファルファミール
エンドウ豆ファイバー
海草

オメガサプリメント(フィッシュオイル由来)
チコリエキス
ユカエキス

 

成分分析

タンパク質   22%
粗繊維     3.2%
脂肪      10.5%
粗灰分      7.1%
ビタミンE 150mg/kg
オメガ−3脂肪酸 1.0%
オメガ−6脂肪酸 2.6%

 

James Wellbelovedの良い点と悪い点

では、原料や成分がどんなものか分かったところで、James Wellbelovedの良い点と悪い点を挙げてみます。

良い点

・種類が豊富である。
・グレインフリーではないが、アレルギーが起きにくい。
・人口の添加物は不使用。
・オメガ−3脂肪酸とオメガ−6脂肪酸により被毛の健康を保つ。
・ユカエキスで便の臭いは軽減。
・プレバイオティック(腸内細菌の働きを助けるもの)とチコリ由来イヌリン配合で、お腹の健康を保つ。
・バランスの取れた食物繊維で消化を助ける。

悪い点

・ブラウンライスとホワイトライスの合計の方が七面鳥の割合より高く、”肉”が低い割合である。
・この種類は穀類にアレルギーがある場合には与えられないので、グレインフリーを選ぶ必要がある。
・ビートパルプが使われており、この成分はワンちゃんに関しては腎臓や肝臓にストレスを与えるとする考えもあり、あまり好ましくない。
・日本では手に入りにくい。

 

James Wellbelovedの評判と口コミ

実際に購入している方の評判と口コミをのぞいてみますと、製品の感触がわかると思います。

 

2017/09/18 海外のレスキューから保護した飼い主さん

海外からレスキューした犬はひどいオナラをしていましたが、獣医師に勧められて、この2週間、あの匂いを嗅がずに平和に過ごしています。変更して良かったです。

09/09/2017 スプリンガースパニエルの飼い主さん

3歳のスプリンガースパニエルですが、以前のフードは見向きもせず、人に勧められてこれを試したら、ご飯皿に直行してよく食べてくれます。このブランドに決めましたが、次回は別のを試します。

 

筆者からの一言:最初のケースは、おそらく食べていたフードはしっかりと消化されにくかったのでしょう。腸内細菌のバランスが、このブランドのフードによって変わってくれて何よりです。
2つ目のケースは、やはり美味しさには自信があるフードのようで、多くの方が喜んで食べてくれると言っています。

2017/08/22 嘔吐を経験した飼い主さん

いつもこのブランドの色々な種類を食べさせていますが、今回に限って嘔吐と下痢をしました。他の種類の味に変えたら、元に戻って元気です。近所の人に嘔吐した方のバッグをあげたら、その家の犬も嘔吐したそうで、もしかしたら、このフードのバッグ自体に何か混入していたりするのかもしれません。

筆者からの一言:実はこのような”いつも買ってるのに、今回は変です”というコメントがいくつか出ていました。やはり商品を手にして、飼い主さんの目で確認し、販売員と会話をしての購入をすべきなのかもしれません。

*口コミは海外アマゾンより引用

James Wellbelovedの総合評価・おすすめできるか?

イギリスでは好んで購入される方が多いブランドですが、今一つと言ったところです。アレルギー体質の子にはグレインフリーを試してみる価値はあると思いますが、結局のところ、植物性タンパクが多い部分が気になります。更に、あまり日本では販売されていない点が評価を下げます。しかし、何しろ、フードは試してみなければわかりませんから、かかりつけの獣医師の意見を参考にしながら検討してみて下さい。

rihomeopath

筆者紹介 東京出身、獣医師、医学博士、ニューヨークで人と動物のホメオパシーを4年間学び、日本では小動物臨床を10年ほど経験。馬と牛の多いノルマンディーで、フランス人夫と田舎暮らし中。

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