子供の頃のイギリスの英語の教科書には、登場人物に犬や猫のペットがいたのを思い出しますが、やはりイギリスもフランスに負けないぐらいにペットを飼う人は、相変わらず多いようです。フランスでは乗馬をやる人も多いですが、イギリスも勿論、その点も負けてはいません。それぐらいペットが身近なイギリスですが、ここ数年は飼う人が減る傾向にあり、その一つの原因は日本と同じ高齢者の増加です。高齢者の方は、ペットを飼うことにあまり前向きではないことと、更には、アパートなどに住む世代はペット可の物件が少なく苦労します。これらのマイナス条件を総合して比較すると、ペットを飼うことの責任の重さには後ろ向きになる方が多いという訳です。これにより、ペットフード業界も淀んだ空気に揺れていることは言うまでもありません。ですから、クオリティの高いフードを製造することこそ、生き残りの唯一の作戦と言えるのではないでしょうか。

イギリスのペットフード事情

ペットと言えば、イギリスは犬を飼っている人が猫を飼っている人よりも多いようで、当然、ドッグフードの種類も非常に多様化しています。いわゆる、誰でも知っているブランドは、ベディグリーやピュリナ、病院ではヒルズやロイヤルカナンといった療法食が非常に多く販売されています。しかし、飼い主さんにとっては、まずは療法食より維持食にご興味があると思いますので、イギリスの人気拘りドッグフードブランドを覗いてみたいと思います。(良い評価が出されているものをランダムに載せており、番号が順位でではないのでご注意下さい。)

①AATU


イギリスの会社で、世界で初めて単一の動物性タンパク(サーモン、ダック、チキンの種類があります)を使用して、拘りの数字80%(動物性タンパク)/20%(野菜)を実現させたフードを販売しています。当然、グレインフリーで、アレルギーのあるワンちゃんにも与えることができるそうです。(しかし、与える場合には主治医に相談して下さい。)また、8種類の野菜や果物、ハーブなどが使われています。

外部リンク:アマゾン販売ページへ

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②Millie’s Wolfheart

ヨークシャーにある家族経営の会社だそうですが、この会社の非常に注目すべきポイントは、日本ではあまり見られないワーキングドッグやスポーツドッグをターゲットにフード研究がなされていることなのです。シープドッグの競技も盛んなイギリスならではの発想で、中には94%も動物タンパクを使っているものもあり、すべてグルテン、グレイン、ライス、チキン、エッグ、ビートパルプを使用せず、アレルギーが起こりにくいとされており、無添加です。

日本での販売は確認できませんでした。

③Eden

スタッフォード州にある家族経営の会社で、獣医師と栄養士と研究を重ねて出来上がった原料すべて英国産のフードです。会社オーナーのかかりつけのドクターの”原点に戻った食餌”、すなわち、先祖である狼の食餌に近づけなければならない、と言うアドバイスを元に出来上がりました。イギリスのペットフードレビューサイトでも5つ星の高い評価を貰っています。グレインフリーは言うまでもありません。

日本での販売は確認できませんでした。

④Orijen


日本でもかなり有名なカナダの会社ですが、こちらも80%肉を使用しており、炭水化物控えめのグレインフリーです。コンセプトは、やはり、”犬の先祖の食餌”に似た物を我が子に供給しようという拘りで、バラエティに富んだ8種類の異なる動物性タンパク質から選べるようになっており、味にうるさいワンちゃんも、どれか必ず好きな物を見つけられそうです。

当サイトおすすめのドッグフードでもあります。

良い評判も悪い口コミも!オリジンドッグフード利用者をまとました!気になるおすすめ度と総合評価とは?

⑤James Wellbeloved

イギリスのこの会社は少し拘りが緩いようですが、乳製品、ビーフ、ポーク、大豆、卵、小麦、低品質の素材は一切使っておらず、当然無添加です。また、一種類の動物性タンパクを使用しており、ライスなどを含む物とグレインフリーの物もあります。

以上のブランドからもわかるように、今はどこの国も時代の流れとして”動物性タンパク質中心”、”グレインフリー”、”無添加”を評価して飼い主さんが購入する場合が多いようです。また、イギリスはファミリー企業でフードを製造しているところが多くあるようで(大手の傘下にありますが)、ペット減少という現実に備えて、個々のフードのオリジナリティとクオリティを常に高める必要性があると言えるでしょう。

日本での販売は確認できませんでした。

 

rihomeopath

筆者紹介 東京出身、獣医師、医学博士、ニューヨークで人と動物のホメオパシーを4年間学び、日本では小動物臨床を10年ほど経験。馬と牛の多いノルマンディーで、フランス人夫と田舎暮らし中。

 

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