小さな体と大きな目がとっても特徴的なチワワ。長年人気のある犬種として、多くの人から親しまれています。
小型で大人しそうで…見た目だけを見ると飼いやすそうに見えるチワワですが、実際のところはどうなのでしょうか?
そこで今回はチワワについてご紹介したいと思います。
チワワはどんな犬で、どんな魅力があるのか。
チワワについて知りたいと思っている方は、ぜひ読んでみてくださいね。

チワワってどんな犬?


チワワはメキシコが原産の愛玩犬で、世界一小さな純血種です。
19世紀末にアメリカへ輸出され、欧米人によってさらに小型化された犬種が「チワワ」になったといわれています。
日本ではアコムのCMで起用されて以来人気を博し、今も飼育頭数は増え続けています。

チワワの性格

体が小さいので怖がりな部分がありますが、大胆で好奇心旺盛な一面もあります。よくキャリーバッグに入れられていたり、抱っこされている姿を目にしますが、実際は運動能力が抜群で持久力もあります。

被毛の長さは2タイプ、カラーバリエーションは豊富

チワワはロングコート・チワワとスムースコート・チワワの2タイプがいます。
ロングコート・チワワは全体的に被毛が長く、飾り気が特徴的で一見パピヨンのように見えます。
逆にスムースコート・チワワは全身が艶のある短毛で覆われています。
毛色はホワイトやクリーム&ホワイト、ブラック&タン、トライカラーなど多彩であることも特徴です。

チワワの魅力


人は小さくて丸いものをかわいいと思うのだそうですが、まさにチワワは「かわいい」を集結させた犬種と言えるでしょう。
アップルドームと呼ばれる丸い頭と、大きな瞳、小さな鼻…そのどれもが魅力的だと感じるはずです。
また、チワワは体長と体高が同じくらいなので、小柄ながらスタイルが良く見えますよね。
外見以外にも、チワワにはたくさんの魅力があります。

しつけがしやすい

チワワはとても賢く、しつけがしやすい犬種の1つです。運動や遊びが好きなので、飼い主と上手にコミュニケーションを取ることができます。

オシャレを楽しめる

チワワに洋服を着せている飼い主さんがいます。チワワは寒さに敏感なので、寒さ対策として服を着せることがあるのです。
ペットショップへ行くといろいろな洋服が売られていますので、季節に合わせて着替えさせればオシャレなチワワに変身できます。

一緒にお出かけしやすい

体が小さいので移動が簡単です。キャリーバッグに入れて運べば、ちょっとした外出から旅行まで、気軽に連れて行くことができます。

体臭が少ない

比較的、チワワは体臭が少ないといわれています。もちろん定期的なお手入れは必要ですが、犬独特の臭いはあまり感じることはないでしょう。

室内で飼いやすい

チワワの体の小ささは、犬を飼う上で大きな利点です。一軒家だけでなく、アパートなどの集合住宅であっても、小型なチワワであれば問題なく飼育することができるので、都会暮らしをしている人に向いている犬種と言えます。

チワワの価格


犬を飼うと決めたら、気になるのは値段ですよね。
ペットショップやブリーダーから入手するのが一般的ですが、値段は店によって異なります。人気の毛色は値段が張ったり、他と比べて成長している個体は若干安くなっていたりと、さまざまです。
相場はだいたい10万~30万が多いようです。購入する際は、性格や毛色、性別など、自分の理想のチワワ像をしっかり決め、予算と相談しながら選びましょう。

チワワがなりやすい病気


チワワは小型に改良された犬種ですので、チワワ特有の病気にかかることがあります。
ペットの健康管理は飼い主の務めですから、あらかじめどんな病気にかかりやすいのか把握しておく必要があります。

水頭症 (すいとうしょう)

脳室内に脳脊髄液が異常に溜まり、脳室が広がることによって脳組織が圧迫され、さまざまな障害を引き起こす病気です。
症状として、動きが鈍くなったり、歩行困難やけいれん、発作などを起こしたりします。
少しでも動きに異変を感じたら、病院で診てもらってください。

流涙症(りゅうるいしょう)

涙で目の周りが変色してしまった状態で、一般的に「涙やけ」と呼ばれています。
結膜炎や角膜炎といった眼球の病気や、鼻涙管が狭くなっているなど、さまざまな原因によって起こります。
動物病院で原因を究明することも大事ですが、日頃からお手入れを心がけ、目の周囲を清潔に保つことも大切です。

関連:犬の涙 〜悲しいんじゃないんです〜流涙症について解説!

白内障

目の水晶体が白く濁り、歩行の異常や失明してしまう恐れもある病気です。
加齢によって起こることが多いですが、遺伝的な原因や、糖尿病に起因する場合もあります。
白内障を予防するには、定期的に動物病院で健康診断を受け、目の異常がないかを確認することです。

関連:早めに対策が重要!失明の危険性がある犬の白内障について獣医が徹底解説

膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)

後ろ足にある膝蓋骨(膝のさら)が正常な位置から逸脱した状態のことを指します。
チワワには、膝蓋骨が内側に外れる内方脱臼が多く見られます。原因は先天的な遺伝疾患と、打撲や落下など外傷性の後天的なものがあります。
膝蓋骨脱臼を起こすと、片足を浮かせて歩くようになります。軽症であれば問題なく生活できる場合もありますが、知らぬ間に進行していることがあるので、一度動物病院で診てもらった方が良いでしょう。

関連:肢を挙げる癖のある小型犬は特に注意!犬の膝蓋骨脱臼(パテラ)について解説

肛門嚢炎(こうもんのうえん)

肛門の左右にある肛門嚢が炎症を起こす病気です。肛門周囲の病気の中で、もっとも発生頻度が多く、チワワなどの小型犬に良く見られます。
肛門嚢炎になると、しきりのお尻を気にしたり、舐めたり、お尻を床に擦り付けながら歩くといった行動が見られるようになります。
これらを予防するには、定期的に肛門腺絞りを行うことと、肛門の周囲を清潔に保つことが重要です。

関連:お尻歩きは危険!肛門嚢炎の症状や治療方法について徹底解説

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チワワを飼う上での注意点


チワワは賢く、しつけがしやすいので飼いやすい犬種です。しかし環境によっては性格が一変してしまうこともあります。
また、体が小さい分、扱い方に気を付けなければならない点も。
ここでは、チワワを飼う上での注意点をまとめました。

社会化不足は攻撃的な性格になる?

チワワは温厚な性格の持ち主といわれていますが、知らない人や犬を見るとキャンキャン吠えたり、唸ったり、嚙みついたりする子もいます。
自分を守ろうとする意識が強く出てしまうと、攻撃性が表に現れてしまうのです。
小さい頃に多くの経験をしてこなかったチワワは、自分の知らないものに対して過剰な警戒心や攻撃性を見せることがあります。
人は大好きなのに、他の犬に対しては警戒心をむき出しにする子は、小さい頃に他の犬とまったく接してこなかったことが原因です。
これらの問題を防ぐためにも、子犬のうちからいろいろな経験をさせていきましょう。
外を散歩しながらさまざまな音を聞かせ、他の犬や人と出会わせることで、社会性を身に着けさせていきます。

関連:初めて犬を飼う人必見!!子犬を育てるなら社会化が必須!

足の保護、抱き方に注意

チワワは膝蓋骨脱臼になりやすい犬種です。フローリングは滑りやすいので、足に負担がかかってしまうことも。
チワワの活動スペースには滑り止めのマットを敷くなどして、足のトラブルを防止しましょう。
また、抱っこの仕方にも注意が必要です。両前足を掴んで抱き上げたり、上半身を起こしたりすると、足腰に負担がかかります。
抱き上げる時は両脇に手を入れ、お尻を支えるように抱っこしてください。

定期的なトリミングを

ロングコート・チワワは長毛なので、放っておくと被毛が絡まり、毛玉になったり、フェルト状になってしまいます。
不衛生な被毛は皮膚のトラブルを招きますので、定期的なトリミングが必要です。
ペットサロンでカットしてもらうほか、自宅でもブラッシングやシャンプーを行いましょう。お手入れは見た目を整えるだけでなく、チワワの健康維持にも繋がります。

関連:皮膚病や体臭の予防にも!犬を上手にシャンプーするコツを伝授!

まとめ

チワワは小さくて飼いやすい反面、かかりやすい病気も多くあります。治療代やトリミング代など、思っていたよりも飼育費用がかさむこともあるかもしれません。
しかしチワワは感情表現が豊かで、アイコンタクトを取りやすいため、しっかりしつけを行えば良きパートナーになってくれるでしょう。
この記事がこれからチワワを飼おうと考えている方の参考になれば幸いです。

筆者紹介

Pigeonmilk
小さい頃から動物を飼育し、現在も動物関係の仕事に携わっています。また学生時代に培った動物の飼育、看護、福祉などの知識を活かした記事を書いていきたいと思っています。

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