1目でわかるこの記事の内容!
マザープラスに使用されている穀類は全て国内産を使用しており、肉は九州産をメインに使用しています。
また、穀類や野菜は消化・吸収がしやすいようにパウダー状にしてから製造を行っているので、アレルギーを抱えた子でも安心して食べられます。
さらに、原料はすべてヒューマングレード(♯1)を使用しており、肉の副産物(♯2)や保存料、着色料や香料は一切使用していません。
そして、原料の調達、製造、包装のすべてを九州の自社工場で行っているので、安全なドッグフードを作ることができます。
(♯1)ヒューマングレード
ヒューマングレードとは、人間の食品の安全基準をクリアした食材を使用しているフードのことです。
(♯2)肉の副産物
肉の副産物とは、食用の部分を精肉した際に余った箇所(頭や羽根、腸や足など)のことをいいます。
マザープラスの成分分析
まずは、以下の原材料と成分一覧をご覧ください。
鶏肉、玄米、小麦粉、大根葉、大麦、魚、菜種油、ごぼう、にんじん、しいたけ、キャベツ、ハト麦、もちあわ、もちきび、玄ソバ、白菜、高菜、大豆、とうもろこし、パセリ、青じそ、昆布、ビール酵母、発酵調味液、ミネラル類(カルシウム、カリウム、亜鉛、鉄、銅)、ビタミン類(B12、E、A、D、B2)
粗たんぱく質 19.8%以上、粗脂肪 9.9%以上、粗繊維 0.5%以下、粗灰分 3.9%以下、水分 10.0%以下、代謝エネルギー 391kcal/100g
以上は、「アニマルワン マザープラス チキン(成犬用)」を参考にしています。
マザープラスでは、鶏肉を第1原料として使用しており、栄養素を穀類や野菜など、天然の食材から確保されているため、市販のドッグフードに比べて栄養素の添加が少なく、犬の体に負担をかけにくい、というメリットがあります。
その一方、少し気になる点もあるのでご紹介します。
・穀類が多過ぎる
マザープラスは、パウダー状の穀類を使用しているため、アレルギーを抱えた子でも食べられることをアピールしています。
しかし、玄米を始め、小麦粉、大麦、ハト麦、もちあわ、もちきび、玄ソバ、とうもろこし、といった穀類の使用量が多過ぎます。これでは鳥のフードです。
勿論、肉や野菜も使われていますが、あまりにも穀類の使用量が多過ぎる点が気になります。
・魚や発酵調味液など、表示が曖昧
原料の一部に、魚や発酵調味液(♯3)と表示している箇所があります。
使用している原材料を100%開示しているといいながら、具体的な魚の種類や、調味料の種類が書かれていないのは気になります。
(♯3)発酵調味液
発酵調味液とは、みりんや醤油なども該当する発酵された液状の調味料のことです。
マザープラスの場合、具体的にどのような調味料が使用されているのか表示されていません。
マザープラスの良い点悪い点
以下では、マザープラスの良い点悪い点をご紹介します。
マザープラスでは危険な添加物が一切使用されていません。
そのため、着色料や香料といった添加物にアレルギーを起こしてしまう子でも、安心して食べさせることができます。
マザープラスではアレルギーの子でも安心して食べさせることができることを謳っています。
しかし、原料を見る限り、犬がアレルギーを起こしやすい穀類が多く使用されているため、全てのアレルギーに対応できるわけではありません。
マザープラスを食べない子がいるのはどうして?
マザープラスを食べない子がいるのは、おそらく味気がないからでしょう。
原料を見る限り、犬が喜びそうな匂いがする食材は鶏肉と魚と発酵調味液の3種類です。
市販のドッグフードには香料や合成調味料など、匂いの強い添加物が使用されています。
このようなフードは人間の食品で例えると、ジャンクフードのようなものです。
そのため、マザープラスでは物足りなく感じてしまうのでしょう。
この場合、フードにふりかけをかけることも良いのですが、茹でた鶏肉をトッピングしたり、フードを温めて匂いを引き立たせたりした方が、良質な原料を使用しているマザープラスの魅力を保つことができるのでオススメです。
マザープラス利用者本音の口コミ
安全な物を食べさせたいので、値段は少し高いですが、無添加自然食の国産品のマザープラスを買う事にしました。
マザープラスのエサはとっても小さいのが特徴なので、犬もバクバクと食べれています。大きくないので、のどに引っかかる心配も少ないのが良いですね。
ただやっぱり1kg2700円という値段は少し財布に優しく無いですね。まだ使って1か月間なので良いのですが、長く使うと少し財布にダメージが来そうです。ただ無添加自然食の国産品なので犬の健康の為にはオススメです。
マザープラス 柴犬 8歳 利用している期間:1か月 70点
マザープラスは果たしておすすめ?総合評価は?
総合評価:B
マザープラスは、数種類のドッグフードをローテーションして与える内の1種類としてオススメです。
マザープラスは危険な添加物が一切使用されておらず、素材の産地も出来る限り開示しています。
しかし、1㎏あたり2,700円という価格のフードを継続して購入できる飼い主さんは限られているでしょう。
マザープラスに限らず、犬に同じ種類のフードを与え続けると、アレルギーや病気を発症しやすくなるといわれているので、無理なく続けるためにも、連続して与えるのは避けましょう。
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2014年、ペット業に就く。
わんちゃん、ねこちゃんと触れ合う中で、多くの飼い主さんの悩みがフードにあることを知り、わんちゃん・ねこちゃんの身体に負担をかけないペットフードを多くの飼い主さんに知ってもらうため奮闘中。