ドッグフードには安価なものから高価なものまで非常にたくさんの種類があり、どれを選べばいいのか迷ってしまうことも多いでしょう。
あまりに安いドッグフードは心配になるし、かといって高いドッグフードはそれなりの支出額になります。
ドッグフードは高かろう良かろう、安かろう悪かろうなのか?一般的な傾向について解説します。

ドッグフードの種類

ドッグフードは、大きく「総合栄養食」「間食」「その他の目的食」の3つに分けられます。
総合栄養食は、その食事と水だけで健康が維持できるドッグフードで毎日の主食に適したフードです。間食はおやつやスナック、その他の目的食は一般食、副食、サプリメント、療法食が該当します。
さらに総合栄養食は、水分含有量に応じて、「ドライ」「セミモイスト」「ウェット」の3つに分けられます。ドライは3~11%、セミモイストは25~35%、ウェットは72~85%の水分を含みます。
一般的には、ドライフードは安価で、ウェットフードは高額な傾向があります。
ドライフードだけでも、1kgあたり300円以下のものから、3,000円を超えるものまで実に10倍以上の価格差があります。さらにウェットフードでは、100gあたり500円(1kgあたり5,000円)以上のフードも多々あります。
このため、品質とコストを比較する場合には、それぞれ別のものと考えるべきです。

高かろう良かろう、安かろう悪かろうなのか?

安かろう悪かろうは当てはまりますが、高かろう良かろうは、製品や犬個体によってケースバイケースと言えます。
以下、ドライフードについて一般的な傾向を紹介します。

ドライフードの価格と品質

ドライフードのドッグフードのランク付けとして、明確な定義ではないのですが、一般的に、「スタンダード」「プレミアム」「スーパープレミアム」に分けられます。各メーカーの自称であったり、第三者の勝手な評価であったりもするので、あくまでも目安にしかなりませんが、品質もこのランク付け通りとなっていることが多いです。同様に、ランクが高いものほど価格帯も高い傾向があります。

スタンダードは、人間の食用にはならない品質で、1kgあたり数百円程度のものが大多数です。このカテゴリーのフードはほぼ安かろう悪かろうのフードに該当します。
コストを抑えるために、主原料が小麦やトウモロコシだったり、副産物の割合の多い肉類が使われていたりするため、タンパク質の品質が低いドッグフードとなっています。さらに、毒性のある保存料、酸化防止剤、着色料を含んでいるものも多いです。
タンパク質の質が低いフードでは、食べたものの栄養素を十分に吸収することができず、病気にもなりやすくなりますし、皮膚・被毛の状態も悪化します。毒性のある成分を長期的に摂取し続けることにもなりますので、愛犬の健康を考えるなら避けるべきでしょう。

プレミアムフードと、スーパープレミアムフードは、商品や購入経路によって価格帯が逆転することもしばしばあり、価格で一概に分けることはできません。
プレミアムフードでは、比較的小麦やトウモロコシの割合が多く、スーパープレミアムフードは原料のうち肉・魚の割合が多く、高タンパク質・低炭水化物となっているのが主な傾向です。さらに、犬の健康をサポートする成分が添加されているものも多くあります。
スーパープレミアムフードも価格帯は様々で、このカテゴリーのフード同士での良し悪しは、犬個体との相性によってケースバイケースです。
穀物が一切使われていない、グレインフリーのフードは、高タンパク質・低糖質で犬本来の食生活に近い成分となるので、最もグレードの高いフードとされています。しかし、犬の体調や消化器官の状態によっては、あまりに高タンパク質なフードは好ましくないケースも多々あります。

特定のタンパク質源にアレルギーを持っている場合は、そのタンパク質源が使われているフードはどんなに高いフードであっても悪いフードです。
チキンアレルギーでしたら、チキンが使われていれば全て悪いフードですし、穀物アレルギーの場合はグレインフリー以外のものは全て悪いフードとなります。

エネルギー量もドッグフードによって様々です。高カロリーなドッグフードは、食の細い犬にとっては良いフードですが、肥満の犬にとっては悪いフードです。

まとめ

とても安価で原材料が粗悪なドッグフードは、間違いなく悪いドッグフードです。しかし、ある一定以上のドッグフードについては、ケースバイケースとなります。大切なことは、価格のみで判断するのではなく、犬にとって良いフードとは何かということの基本を押さえた上で、個体の状況に適した原材料・栄養バランスのフードを選択できるようになることです。

筆者yukiya.hiプロフィール:
動物好きが高じてペットフード販売業を営む。大切な家族の一員として、体に良いペットフードをあげたいけれど、どうやって選べばよいのかわからないという飼い主さんに、カウンセリングを通して最適なフード選びを提案しています。

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