飼い主さんには、ずっと同じドッグフードを与え続ける方と、定期的に複数のドッグフードをローテーションしたり、不定期で異なるフードに変える方がいます。
ドッグフードは同じものを与え続けた方がよいのか?それとも変えた方がよいのか? それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

同じドッグフードを与え続けることのメリット・デメリット

◯メリット

同じドッグフードを与え続けると、犬の体が慣れて最適化するので、消化器官に負担がかかりません。消化不良を起こして嘔吐したり、下痢・便秘になったりといったリスクが小さくなることがメリットです。
犬は、ヒトと比べると食べ物の変化を好まず、一度気に入ったドッグフードを飽きずに食べ続ける傾向があります。飽きてしまって食べなくなるという心配がない犬の場合は、確実にドッグフードを食べてくれるので安心です。

総合栄養食で、犬にとって必要な栄養素が過不足なく含まれているドッグフードであれば、同じものを与え続けていれば犬は健康的に生活していくことができます。

×デメリット

犬は人と比べると食べ物の変化を好まない傾向はありますが、同じドッグフードを食べ続けると飽きてしまう犬もいます。そのような犬の場合は、同じドッグフードを与え続けると食べなくなってしまい、栄養が不足してしまう懸念があることがデメリットです。
ただし、食べなくなってもそれしか与えなければ、しばらくすると空腹が我慢できなくなって食べ出すことがさほどのようです。食べないからといって、おやつなどを与えてしまうと余計に食べなくなるという悪循環に陥ってしまいますので気を付けましょう。

同じドッグフードだけを与え続けると、他のドッグフードを与えても全く口をつけなくなってしまうことがあります。通常は問題ありませんが、そのドッグフードが生産停止や輸入停止、在庫切れなど手に入らなくなってしまい、他のドッグフードを与えるしかない状況になったとすると、ドッグフードを食べてくれず、栄養が不足してしまう可能性もあります。
他にも、大規模災害が発生し、避難所生活を余儀なくされていつものドッグフードを与えられなくなるなどの状況も考えられますので、同じドッグフードだけを与え続けて他のドッグフードを一切食べようとしないという状況にはならないようにしておくと安心です。

犬の体に悪影響のある添加物が含まれている場合、同じドッグフードを与え続けると特定の成分を摂取し続けることとなり、蓄積して悪影響が出やすくなるというリスクもあります。
同様に、アレルギーも同じタンパク質源を取り続けて、一定の許容量を超えると症状が発生しますので、アレルギー反応が出るリスクが高くなるということもデメリットです。

 

ドッグフードを変えることのメリット・デメリット

基本的には、変えないことのメリット・デメリットの裏返しになります。

◯メリット

同じドッグフードに飽きてしまった場合、他のドッグフードに変えることで食べてくれるようになることがあります。確実に食べてくれるドッグフードを複数把握していると、飽きやすい犬でも、しっかりと食べて十分な栄養を摂取し続けることができることがメリットです。

また、様々な味、形、匂いのドッグフードに慣れますので、特定のドッグフードが手に入らなくなった場合でも、その時に手にはいるドッグフードを食べる可能性が高くなります。

特定の悪影響のある成分の蓄積が起きにくいことや、アレルギーになりにくいということも同様にメリットです。

×デメリット

ドッグフードを変えると、それが好みでない場合、食べなくなってしまうことがあります。また、消化器官が変化に対応しきれず、嘔吐や下痢・便秘を引き起こす可能性もあります。特に、主原材料や、タンパク質・脂質・炭水化物の割合が大きく変わった場合には負担が大きくなります。

ドッグフードを変える場合、頻繁な変更はなるべく避けるべきです。いきなり新しいものに全て変えるのではなく、既存のドッグフードに混ぜて、新しいドッグフードの割合を徐々に増やしていき、一週間程度かけて切り替えると体がゆっくりと順応するので、上記の弊害が出にくくなります。

 

筆者紹介:yukiya.hiプロフィール
動物好きが高じてペットフード販売業を営む。大切な家族の一員として、体に良いペットフードをあげたいけれど、どうやって選べばよいのかわからないという飼い主さんに、カウンセリングを通して最適なフード選びを提案しています。

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